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6/13九州産業大学2-6早稲田大学

さて、第三試合は優勝候補の早稲田大学の試合です。
いつも6大学野球で見ていますので、対する九州産業大学がどこまで立ち向かえるのか非常に楽しみです。

早速、試合の感想を書いていきます。

九州産業大学
先発の荒木投手(戸畑)3回1/3を投げ4失点の内容でした。
最速147kmのストレート、スライダー、カーブ、スプリットとコントロール良く投げていた印象です。
2回に守備の乱れもあり、先制を許してしまいました。
3回にはこれ以上失点すればチームのモチベーションにも関わる場面でしたが、5番の前田選手を空振り三振に抑えピンチを切り抜けました。
4回には際どいセカンドゴロでホームに送球しましたが、ランナーが速くタッチできず、追加点を許してしまいました。
その後もヒットを打たれてしまい、降板となりました。
2番手の一ノ瀬投手(長崎商業)は2回2/3を投げ1失点の内容でした。
最速139kmの左腕投手です。
初球に三盗、味方のエラーもあり、一挙4点を入れられました。
ストライクとボールがはっきりとしており、なんとか抑えていた印象です。
3番手の濱本投手(八幡南)は2/3を投げ1失点の内容でした。
最速は140kmのストレート、カーブを投げていましたが、制球ままならず、四球2つ与えてしまい、降板となりました。
4番手の大嶋投手(西日本短期大学附属)は1/3を投げ無失点の内容でした。
ショートへの内安打、押し出しとなりましたが、後続を抑えました。
5番手の日高大投手(宮崎商業)は2回無失点の内容でした。
正直コントロールがアバウトでしたので、コールドにされると思いましたが、ごめんなさい、早稲田打線を無失点に抑える好投を見せてくれました。

打線は初回から1番の阿部選手(九州産業大学付属九州)がヒットで出塁し、2番の辰見選手(東海大学付属福岡)が送りバントを決め、3番の市丸選手(唐津商業)が四球を選び、4番の菊池選手(真颯館)、5番の北村選手(有田工業)が連続三振で先制をすることができませんでした。
守備のエラーでの先制を許してしまったのは勿体なかったです。
1点を追う、3回には1アウトから1番の阿部選手が2ベースヒットを打ちましたが、その後続かず同点には追いつくことができませんでした。
4回にも2アウト2塁、1塁とチャンスを作りましたが、セカンドランナーがキャッチャーからの送球でアウトになり得点をすることができませんでした。
その裏にセンターの落球、これが今日の試合を決めるエラーとなってしまいました。ちょうど陽が照ってきた時間帯、普段守っていない球場、早稲田側に全て優位に立たされてしまいました。
6回にヒット2本を集め、2アウト満塁として7番の武井選手(東海大学付属相模)のショートゴロのエラーでようやく1点返しました。
8回に4番の菊池選手のソロホームランで1点返しました。
しかし、攻撃はここまででした。
エラーがなければ、浦田選手(海星)が居ればもしかすれば、もっと良い試合運びができた可能性がありました。
秋の明治神宮大会で見られることを楽しみにしています。

早稲田大学
先発の宮城投手(浦和学院)は6回1失点の内容でした。
最速138kmのストレート、特にチェンジアップは右打者にとっては魔球です。
初回は1アウト2塁、1塁の場面で4番、5番打者を連続三振を奪ったのは素晴らしかったです。
4回には2アウトながら2塁、1塁からのピックオフでセカンドランナーを印出選手(中京大中京)が刺しました。
しかし、その後もピシャリと抑えることができず、6回には味方のエラーで1失点はしましたが、制球が乱れており、苦しい投球だったと思います。
2番手の鹿田投手(早稲田実)は1回無失点の内容でした。
最速145kmのストレート
下級生の時に見ていた時からは大きく成長した投手ではないでしょうか。
もし社会人野球に進むなら頑張ってほしいです。
3番手の香西投手(九州国際大付)は1回1失点の内容でした。
公式戦昨年も含めての初失点をしてしまいました。
それだけ登板数が多くなったということの裏返しですので、今後も好投を期待しています。
4番手の安田投手(日大三)は1回無失点の内容でした。
いつも通りの投球術です。初見でチェンジアップを打てるのかを準決勝以降の相手に見てみたいです。

準決勝からの戦いで主力投手が全員投げることができたことは非常に大きいです。
2015年以来の優勝に向けて良い試合ができたのではないでしょうか。

打線は2回に2アウトから7番の梅村選手(早稲田実)がヒットで出塁し、盗塁を決め、相手の送球が逸れる間に3塁に進み、8番の石郷岡選手(早稲田実)のサードゴロを相手がエラーする形で先制しました。
3回は2アウトから3番の吉納選手(東邦)が2ベースヒットで出塁し、4番の印出選手 が四球で出塁しましたが、5番の前田選手(大阪桐蔭)が空振り三振に倒れ追加点とはなりませんでした。
4回は1アウトから7番の梅村選手が3ベースヒットを打ち、8番の石郷岡選手のセカンドゴロで相手のフィルダースチョイスとなり追加点を入れました。
その後も9番の寺尾選手(佐久長聖)がヒットで出塁し、交代の投手に初球から三盗を決め、アウトから2番の山縣選手(早大学院)がタイムリーヒット、3番の吉納選手のセンターの当たりを守備の落球があり、2点入れ、4回で5点差をつけました。
6回には2アウト満塁として5番の前田選手が押し出しで追加点を取りました。

思っている以上に試合の進み具合が早いと思っていましたが、全ての試合が2時間を超えていたので、第四試合が17:55からになりました。
夜ご飯を食べながら待ちたいと思います。

以上

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