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6/7花園大学1-7大阪商業大学

さて、関西の大学同士の対戦となった第二試合です。
プロ注目の大阪商業大学の高投手(広陵)が先発ということもあり、多くの背広を着ている人が集結をしてスピードガンやメモを取っていました。

そんなプロのスカウトが注目している投手が出ている試合の感想を書いていきます。

花園大学
先発の奥田投手(八幡商業)は5回途中2失点という内容でした。
スリークォーターから繰り出される140kmを超えるストレートは非常に良かったです。
しかし、初回から制球を乱し、先制を許されました。
なんと1失点で踏ん張りましたが、その後もピンチをなんとか凌ぐ形となっており、非常に苦しい投球でした。
5回のマウンドではワイルドピッチもあり降板することになりました。
2番手の藤原投手(水口)は途中からのマウンドでは無失点に抑えましたが、6回のマウンドでダメ押しの2失点を取られました。
3番手の小林投手(栗東)は制球定まらず、四球の後にホームランを打たれ、2失点でしたが、その後は1イニングを抑え、コールド負けは回避されました。

打線は高投手から犠牲フライの1点を取ることができました。
守備のエラーもあり、接線に持ち込むために不必要な点を与えてしまいました。

正直序盤の動きからコールド負けという内容と見ていましたが、なんとか9回の表の攻撃までできたことは素晴らしいと思います。
来年の全国の舞台では1勝を挙げてほしいと思います。

大阪商業大学
先発の高投手は6回途中1失点という内容でした。
6回までは完璧でしたが、7回のマウンドで急に制球を乱したり、打たれたりしていました。それを除けば、完璧なピッチング内容でした。
145kmを超えるストレート、スライダー、カーブとどれも一級品です。
もちろん対戦相手ということもあり、これからは強豪大学と神宮での試合になるので、その時にはおそらく最終的な評価になってくると思いますが、私が見た感想では左腕では東洋大学の細野投手(東亜学園)の次くらいの評価になっているのではないでしょうか。
それくらい完成度がありました。
2番手の福島投手(広陵)はイニング途中からでしたが無失点に抑え、
3番手の鈴木投手(東海大学付属静岡翔洋)も無失点
4番手の中島投手(大阪商業大学堺)も無失点でした。
特に中島投手はオリックスの山岡投手を彷彿とさせるストレートや変化球を投げている印象でした。
まだ3年生ということで来年はエースとしてマウンドに立って、その後のドラフトに繋げてほしいと思います。
注目です。

打線は初回から得点を重ねており、10安打7得点という内容でした。
しかし、正直3回までに残塁が5個あったりしており、四死球が8個ですので、ランナーは常に出塁をしているので、コールドゲームの展開にはなっていると思います。
ここぞの1点は必ずやってきますので、しっかりと得点できる時に点を入れるということができれば、この大会は目玉になる大学であることは間違いないです。

投手力、打線は申し分ないです。

さて、試合時間が長くなっているので、第3試合はおそらく疲労で途中仮眠することになると思います。
それでも最後まで東京ドームには居ようと思います。

以上

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