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JR東日本13-2大阪ガス

3年ぶりにこの時期に都市対抗野球が帰ってきました。

昨年はオリンピックの関係上、冬の開催でしたが、今年は通常営業で鳴り物応援可、入場制限なしという今までの状況に戻りました。

初日から3試合目にはJR東日本対大阪ガスという屈指の試合はなんとしても現地で観戦したいという思いがあり、駆けつけました。

早速試合の感想を書いていきます。

JR東日本
先発は小谷野投手(日本大)でした。
最速149k、力強い真っすぐとキレのあるチェンジアップ、パームで緩急をつけながら抑えていく投球スタイルです。
しかし、2回に補強選手の皆川選手(立正大)にホームランを打たれました。
その後は抑えてはいましたが、4回に捕まり、途中降板となりました。
3回途中2失点でした。

2番手の西居投手(中部学院大)は小谷野投手が招いたピンチをダブルプレーで抑える見事なピッチングでした。
今日はここがターニングポイントだったと思います。
変則のサイドスローで特に左打者は苦しんでいた印象でした。

3番手の西田投手(大阪体育大浪商高)、4番手の補強選手の永野投手(元千葉ロッテ)は共に無失点でした。
永野投手は「広場恐怖症」とう病気を抱えながらもマウンドに立ち投げる姿に勇気をもらいました。

打線はまさかの13得点
4回の表に佐藤拓選手(立教大)、渡辺選手(専修大)の連続ホームラン、そして9番に入っている北野選手(天理高)もホームランが飛び出しました。
そして極め付けは8回の表の攻撃
打者1巡を超える連打の応酬 社会人野球でここまで打線が繋がる試合を現地で見たのは初めてです。
1番の福岡選手(早稲田大学)を除く先発全員安打でした。
守備もそつがなく、大事なところでダブルプレーもしっかり取れていましたし、スコアブックのつけがいがありました。

大阪ガス
先発はプロ注目の河野投手(広陵)
私は河野投手目当てで現地観戦を決めました。
しかし、結果は4回途中5失点で降板となりました。
最速は150kに迫るということを聞きましたが、実際には146kがMAX、制球もアバウトになっており、常にボール先行のピッチングになっていました。
状態が悪いということで片づけされれば良いのですが、私の予想では、癖なのか配球が読まれているというのがあったのではないかと疑ってしまいました。
急に4回からファーストストライクを強振してそれが、芯を捉えているというのは不思議でなりません。
初回からファールで粘られていたりしていたので、各打者がタイミングを合わせていったのではないでしょうか。
真相は謎です。

河野投手が降板した後には山本投手(関西大)が投げ、ピンチを招いた後はおそらく勝った場合に備えて控えていた田中投手(立教大)がマウンドに立つという非常事態になりました。
そして、大宮投手(東洋大)が8回に先頭を四球で歩かせると、緒方投手(鳴門第一高)、小松投手(東北福祉大)で8失点という内容でした。
流石に優勝経験がある大阪ガスですが、投手力は厚くできなかったのでしょう。
田中投手以外はストライクを取るので精一杯になっている印象でした。

打線は補強選手の皆川選手のホームラン
まさかの私が座っている近くに打球が飛んできました。

最前列の黒服の男は私です。

唯一気になったプレーは、5回の裏にノーアウト1塁、2塁で1番の橋本典選手(慶應義塾大)がバントで送らずに三振をした場面です。
相手は左サイドの西居投手、次は右の児玉選手と考えるとバントでも良かったのではないでしょうか。

確かに3点差なので強攻策でも良いのですが、変則な左腕投手だと送る方が良かった気がします。

私の座席の近くに座っていた人も同意でした。

結果的にそれ以降は無失点でコールドで8回の裏を持って試合が終わりました。

前評判では大阪ガスでしたがJ R東日本が勝利をした結果になりました。
個人的にはJR東日本は河野投手を相当研究をした印象です。
大阪ガスは反対にいつも通りのプレーをするといった時に大黒柱の河野投手の炎上をし、チームに動揺が生まれたのではないでしょうか。

本来であれば4回で降板が通常の流れですが、あえて5回のマウンドに河野投手が上がったのは、エースなら乗り越えてくれると思っていたのでしょうか。
JR東日本は小谷野投手が安定しないと思ったらすぐに交代をしたあたりが、明暗を分けたのではないでしょうか。

また、明日ももしかすれば現地観戦する可能性もあります。
行かなかったとしても、東京ガスの益田投手は気になっているので、必ずまた東京ドームに駆けつけます。
以上

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