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7/14堀越6-9城東

さて、本日最後の試合は都立で甲子園の出場経験のある城東高校と楽天、マリナーズ、巨人と渡り歩いた岩隈選手、侍ジャパン監督の井端選手の母校堀越高校の試合です。
天候が晴れていることもあり、バックネット裏に移動して観戦をします。

それでは本日最後の第三試合の感想を書いていきます。

堀越
先発の平子投手は4回1/3を投げ4失点の内容でした。
カーブが武器の左腕の背番号19の投手です。
初回から1アウト2塁のピンチを招きタイムリーヒットを打たれ先制を許してしまいました。
その後は抑えていましたが4回に1アウト2塁、1塁からヒットを打たれましたが、守備が3塁ランナーをタッチアウトにしてピンチを防ぎ、サードフライで無失点に切り抜けました。
5回も先頭にヒットを許してからピンチを招き、4回同様にダブルスチールからのヒッティングを決められ勝ち越しを許し降板をしました。
2番手の隅田投手は2/3を投げ無失点の内容でした。
キレの良いスライダーを投げる背番号11の投手です。
1アウト3塁、2塁からの登板となりましたが、2点タイムリーヒットを打たれました。
3番手の川瀬投手は2回1/3を投げ3失点の内容でした。
スライダー、カーブを投げる背番号10の投手です。
ビハインドの登板で三者凡退は流れを引き付ける良いピッチングになりました。
逆転した7回の回跨ぎも三者凡退と非常に良い投球を見せました。
しかし、8回に不運なヒットと死球が絡み、1アウト3塁、2塁のピンチを招き、同点のタイムリー2ベースを打たれ降板をしました。
4番手の西川投手は2/3を投げ2失点の内容でした。
スライダー、カーブを投げる背番号1の投手です。
同点の1アウト3塁、2塁からの登板となりました。しかし、ボール球のスライダーを打たれ、センター前のタイムリーを許してしまいました。2アウトから2点タイムリー3ベース、タイムリーヒットを打たれ、4点差になり試合が終了しました。
エースが最後勝ち越しを喰らい、点差を広げられる非常に悔しい結果となってしまいました。

打線は1点を追う2回に4番の雨宮選手がヒットで出塁し、5番の築野選手が打撃妨害で出塁し、6番の佐藤颯選手がバスターヒットで繋ぎ、ノーアウト満塁として7番の平子投手のセカンドゴロの当たりをエラーという形となり同点に追いつきました。しかしその後のノーアウト満塁から追加点を取ることができませんでした。
3回には1アウトから3番の大川選手がヒットで出塁しましたが後続が続きませんでした。
3点を追う6回に先頭の3番大川選手がヒットで出塁し4番の雨宮選手が空振り三振に倒れますが、盗塁を決め5番の築野選手がタイムリー2ベースを打ちました。続く6番の佐藤颯選手がタイムリーヒットを打ち1点差にしました。
7回には先頭の9番小林選手がファーストへの内安打で出塁し1番の越智選手のセーフティーバントがセーフとなりノーアウト2塁、1塁から2番の磯部選手が送りバントを決め、3番の大川選手のライトフライを小林選手の好走塁でセーフとなり同点に追いつきました。続く4番の雨宮選手のレフト前のタイムリーヒットを打ち、ついに試合をひっくり返しました。
しかし、魔の8回に試合をひっくり返され、4点差に広げられました。
それでも、9回に先頭の1番越智選手がヒットで出塁し、1アウトから3番の大川選手がタイムリーヒットで1点返しました。しかし、反撃もここまで1点を返すのが精一杯でした。

城東
先発の篠原投手は8回5失点の内容でした。
スライダー、チェンジアップを投げる背番号1の投手です。
2回には先頭にヒットを打たれ、味方のエラーもあり同点に追いつかれましたが、その後の打者3人を抑えました。
3回も1アウトからヒットを許しましたが、無失点に切り抜けました。
しかし、6回にタイムリー2本を浴びてしまい1点差に詰め寄られました。
7回も1アウト3塁、2塁のピンチを招き、犠牲フライを打たれてしまい同点にされました。その後もタイムリーヒットを打たれ、勝ち越しをされました。
終盤のスライダーがストライクとボールがはっきりして見極められる場面が多かった印象です。
2番手は代打で値千金の同点打を打った柳瀬選手がマウンドに上がりました。
背番号15の選手です。
1回1失点でしたが、なんとか試合を締めくくることができました。

打線は初回に1番の坂本選手がショートへの内安打で出塁し2番の伊東選手が送りバント決め3番の伊藤選手がレフト前へタイムリーヒットを打ち先制をしました。
4回には先頭の3番伊藤選手が四球を選び、1アウトから5番の櫛谷選手がヒットで繋ぎ、6番の岡部選手がダブルスチールからのヒッティングを成功させましたが、3塁封殺され、2アウト3塁、2塁となってしまいました。7番の田村選手がサードフライトなり勝ち越すことができませんでした。
5回には先頭の8番篠原投手がヒットで出塁し9番の松尾選手が送りバントを決め1番の坂本選手は四球を選び、2番の伊東選手が今度はダブルスチールからのヒッティングを成功させ勝ち越しをしました。3番の伊藤選手がショートのグラブを弾く2点タイムリーヒットを打ちました。
1点を追う8回に先頭の4番北見選手のサードへの内安打で出塁し、5番の櫛谷選手が送りバントを決め、6番の岡部選手は死球となり、代打柳瀬選手が変化球をすくってタイムリー2ベースを打ち同点に追いつきました。1アウト3塁、2塁から代打滝浪選手が執念のセンターに落ちるポテンヒットを打ち、なんと一時逆転されて、再逆転となりました。そして、2アウト3塁、2塁から1番の坂本選手が値千金の2点タイムリー3ベースを打ち、この乱打線を制しました。

シーソーゲームの乱打戦を制した城東高校が試合を制しました。
堀越は後アウト6つを守ることができませんでした。
エースが打たれたら仕方ありません。エースを出さずに負ける方が悔やまれます。
采配がどうとかはありません。どちらが最後まで諦めずにプレーしたのかという根性論です。
プロのように中継ぎ、抑えといった分業制であれば采配は重要ですが、高校野球は感情や根性といった部分は終盤には必要なことだと思っています。

本当に見ていて逆転した城東は感動しましたし、負けた堀越のベンチは私は見ることができませんでした。
これが一発勝負の面白さなのだと思います。

明日は西東京の試合からプロ野球の8連敗中のヤクルトの試合を観戦する予定です。
以上



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