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6/15青山学院大学10-2×天理大学

さて、全日本大学野球選手権も残り2試合となりました。
さすがに、木曜日の4試合の観戦は疲労が翌日も続きました。この期間にずっと観戦をしていることをSNSで発信している人は体力が半端ないです。フルマラソン完走している私でも限界を迎えてましたので、、、

私は準決勝の2試合のみの観戦になります。
早速第一試合の感想を書いていきます。

天理大学
先発の長尾投手(岡山商大付)は2回2/3を投げ5失点の内容でした。
木曜日の帝京大学戦で3番手として登板していました。
初回は2アウトからショート、サードの守備の交錯もありランナー2人を背負い、そこからまさかの3ランホームランを浴びてしまいました。
3回にも2アウトからホームランを打たれた佐々木選手にタイムリーヒットを打たれ降板をしました。
2番手の吉岡投手(天理)は1回3失点の内容でした。
こちらも木曜日の帝京大学戦で2番手として登板しました。
ランナー2塁に背負ってからの登板でしたが、カーブを捉えられ、5点目を入れられました。
回跨ぎしたイニングでは満塁からボークという形で失点をしてしまい降板となりました。
3番手の藤田和投手(大阪桐蔭)は1/3を投げ自責は0でしたが、2アウト満塁から登板して、鬼門の佐々木選手に6点目のタイムリーを浴びてしまいました。
4番手の長野投手(松商学圉)は4回2失点の内容でした。
ここまで全日本では11回を投げており、疲労がある中での登板になりました。
7回にノーアウト3塁、2塁から3者連続空振り三振を奪い、コールドの展開を防ぐという絶体絶命のピンチを切り抜けました。
8回には2失点をしてコールドにはなってしまいましたが、帝京大学戦の先発の時と変わらずストライク先行もできていましたし、テンポも良かったのですが、青学打線が捉えてきていたので、その分厳しいコースを投げる分、甘くなったり、四死球に繋がったのかなと思います。
これが全国です。明治神宮大会で見られることを楽しみにしています。
投手陣は佐々木選手を抑えることができず、佐々木選手一人にやられた試合になりました。

打線は初回から3点を追いかける展開となりました。
すぐに1番の井脇選手(尽誠学園)が2ベースヒットを打ち、2アウト3塁として4番の石飛選手(出雲西)がレフトフライに倒れました。
5点差をつけられた3回には先頭の8番山城選手(社)がヒットで出塁しましたが、後続が抑えられました。
8点という差をつけられた5回には先頭の3番の天野選手(報徳学園)がヒットで出塁し、4番の石飛選手もヒットで繋ぎ、5番の下林選手(天理)が死球でノーアウト満塁をしましたが、6番の浅野選手(京都翔英)が空振り三振に倒れ、代打の藤澤選手(初芝立命館)がセカンドの内安打で1点返しました。続く8番の山城選手のセカンドゴロの間に2点目を入れました。9番の杉下選手(天理)はサードファールフライに倒れ、2点を返したのみになりました。

青山学院大学
先発の渡辺投手(金沢学院大学附属)は7回2失点の内容でした。
全日本では初登板、初先発になりました。
最速は141kmのストレート、スライダー、カーブを投げる左腕投手です。
初回から2ベースヒットを打たれましたが、後続を抑え、先制した後に無失点に抑えました。
味方の打線が序盤で8得点を取ってもらった4回にはノーアウト満塁のピンチから
空振り三振を奪いましたが、尚1アウト満塁から2失点をしました。
しかし、その他のイニングでは、ランナーを背負ってもストライク先行を抑えていた印象です。
2番手のヴァデルナ投手(日本航空)は1回無失点の内容でした。
前回の中京大戦の時はボール先行で苦しい投球でしたが、今日もそれほど変わらず、2者連続四球を与えましたがゲッツーに抑え試合を締め括りました。

打線は初回に2アウトから3番の小田選手(中京)、4番の西川選手(龍谷大学附属平安)の連続ヒットでチャンスを作り、5番の佐々木選手(県立岐阜商業)が先制の3ランホームランで最高の形で先制をしました。
3回には先頭の2番初谷選手(関東第一)が四球で出塁し、2アウトからまたも5番の佐々木選手がタイムリーヒット、続く6番の松本選手(盛岡大学附属)もタイムリーヒットを打ちました。
4回には2アウト満塁として、4番の西川選手の打席の時にボークという形で1点、その後も四球を選び、5番の佐々木選手が2点タイムリーヒットを打ち、今日6打点の大暴れをしました。
7回には2者連続ヒットを打ち、ノーアウト3塁2塁から3者連続の空振り三振で追加点を取ることができませんでした。
8回は1アウトから4番の西川選手の死球、5番の佐々木選手が2ベースヒットを打ち、その後四球も絡み、1アウト満塁から7番の渡部選手が死球でついにコールドに達する7点差をつけました。その後も8番の中田選手(星稜)がセカンドゴロのフィルダースチョイスで10点目を入れました。

この試合は佐々木選手祭りとなりました。ドラフト候補の選手でもあるので、この試合だけを見れば、ドラフト1位ですが、この状態の良さをキープして秋の活躍次第で評価は大きく変わってくる選手だと思います。期待しています。

次の試合は早稲田対東日本国際の試合になります。
最高気温が31°Cと異次元の暑さなので、二階席の日陰にして良かったです。
以上

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