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挑戦する人へ


挑戦する人へ

・なぜ人は挑戦を諦めてしまうのか?

何かに挑戦しようと思うときに

なぜ人は挑戦を諦めてしまうのか

について考えていました。


自分の中の自信の無さによって、

親や身内からのやめておけの言葉によって、

自分には払えないという費用面出の諦めによって、

人によってさまざまだと思います。


経験値や感情や性格や否定的な言葉や金銭面など、

ありとあらゆる障壁が嫌がらせのように挑戦を阻もうとする、

なんてよくある自己啓発本には書かれていますよね。


・挑戦者を阻む壁は壁ではなくて

障壁?

という言葉に引っかかったんですね。

これって本当に障壁でしょうか?


私はこれらは障壁ではなく、

すべて自らの心が生み出した『言い訳』だと思ったんです。


こんな風になりたい、

こんな人生を生きたい、

人生を変えたいんです。


そう言いながら私の元へ連絡をしてくる人がこれまで数えきれないほどおられました。

私は経験しました。

ほとんどの人が本気ではないことを今は知っています。


そうした人たちをみていてわかったことは、

変わることを心のどこかで恐れていて、

変わらずに済むための言い訳を

やらない理由を探しているということです。


変わるというのは、これまでの自分ではいなくなるため、

じつは人間にとって最も怖い出来事でもあります。

脳は変化を恐れるという話をこのメルマガでもしたことがあると思います。


・脳が変化を恐れる理由

狩猟時代の生存本能から、変化とは危険な思考で、

いまだ経験したことのない危険な場所へ行ったり、

危険な行動に出たりすることです。


いつもと違うことをすれば当然リスクが伴います。

結果が読めない、危ない、

変化は命の危険に繋がるとして、

人間の頭には変化することを極端に恐れるようにインプットされているんです。


確かに、狩猟時代には一瞬のミスが命取りになるサバイバルな自然の中で暮らしていましたから、

いつもと違う変化を敏感に感じ取らなくては生きてはいけなかったでしょう。


しかし、現代において変化することがすぐ命の危険に繋がることなどそうそうありません。

皮肉にも、人の挑戦を奪っているのは、

DNAに刻まれた生存本能だったと知った時には驚きましたよ。


・工場勤務だった私の過去

私もかつて、工場に勤めていたとき、

「俺の人生なんてこんなもんだ。

一生ネジをしめて、周囲にいるおっちゃんと同じように、

昼休みにコンビニの弁当食べながら、NHKのニュース観て

傷をなめ合うように世の中の不平不満を言い合い、

この生活が何年、何十年と続いて、やがて年老い、死んでいくんだろう」

こんな風に自らの人生を諦めようとしていました。


でもある日の昼休み、

「さぁ、わしら庶民はせっせとこき使われにいこか」と誰かが言って

それに続くように皆が席を立ったときに、

体に強烈な寒気を感じました。

午後からの作業が始まるため場内に向かう人波をかき分けて、

私は駐車場に停めていた車の中に飛び乗ったのです。


しばらくハンドルに突っ伏してから、啜り泣いていました。

やがて声を上げて嗚咽し、

「このまま人生が終わるのは嫌やぁっ!」

叫び声は自分の声だとは思えないほど強烈で鼓膜が破れたかと思いました。

私の魂の叫びでした。


その日から私は無謀ともいえる合格率数%の国家資格を目指しました。

「お前なんかには無理、現実見ろよ」と嘲笑されました。

代筆屋になると言った時も同じでした。

「代筆屋で飯を食う?」「代筆屋、なんですか、それ?」

と苦笑されることも何度あったかわかりません。

本を出版すると言った時も、

「それはいくらなんでも無理でしょう」「本なんて書けへんよ」


・挑戦を阻む声をエールに変えよ

私は、挑戦を拒むような声があった時は、

彼らの否定的な批判的な声はすべてエールに変えようと伝えています。

彼らを見返す一番の方法は挑戦して夢を叶える事です。

私は彼らの言葉をエールに変え原動力に変えて、

すべて跳ね返すように、挑戦し夢を叶えることができました。


「心が折れそうな時は無かったんですか?」

なんてよく聞かれたりします。

もちろん弱く情けない心の声が無かったわけではありません。


そんな時はいつも

「人生は一度きり、今ここでやらなかったら一生後悔する」

と自分を鼓舞しました。


「もし人生が百回あったら誰かの言う通りに終える人生も悪くないかもしれない。

でも、1回なんです。だからこの人生は自分の好きなようにさせてください」

母親からプロレスなんてやめておけと言われた際に、

プロレスラーの舟木誠勝さんが放った言葉だそうですが、

このエピソードも素敵ですね。


どうか、挑戦を阻もうとするありとあらゆる言い訳を跳ね返してください。

「やっぱり、やめておこう」と自分や他人の声に惑わされて

挑戦を諦めてる内にあっという間に人生は終わりを迎えます。

自分の心の声、魂の叫びに素直に従ってください。


あなたの人生を変える挑戦はなんでしょうか?


代筆屋ナカジ


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■執筆者ナカジのプロフィール

中島泰成
 1980年生まれ、京都府出身。2児の父。仕事もお金もなく、数千円しかないどん底の30手前の頃、地元の本屋で辻仁成氏の小説『代筆屋』に心を動かされ人生が変わり出す。当時のほぼ全財産をはたいて1300円の小説を買い代筆屋を始める。半年後に初めての依頼が入り代筆屋として書き続ける決意をした。心を動かす文章とは何かを追い求め10年以上書き続けた結果、テレビ、新聞、雑誌でプロの代筆屋として紹介され文章術の本を出版し心を動かす代筆屋作家となった。 
 「復縁」「謝罪」「お礼」「遺言書」「キャッチコピー」「セールスレター」「プロフィール」「WEBコピー」など、心を動かす魔法の文章を求める依頼者からあらゆる依頼が殺到している。また心を動かす文章術と人生を変えるコーチングを融合させた日本で唯一の文章コーチングを提供するコーチ、プロの代筆屋を養成する心を動かす代筆屋養成講座の講師としても老若男女問わず人気を集めている。
 著書に『プロの代筆屋による心を動かす魔法の文章術』

『代筆屋の手紙ー実際の案件を元にした代筆屋の小説ー』『プロの代筆屋が暴露する心を動かす手紙やメールの書き方』『「別れてほしい」と言われたら・・・。』累計出版数100冊超。
 
■マスコミ掲載出演実績>
2012年 京都新聞掲載、関西ビジネスサテライト掲載 
2013年 関西テレビ「よ~いドン!人間国宝さん」出演、朝日新聞掲載
2014年 読売テレビ「心ゆさぶれ!先輩ROCK YOU」出演
2014年 代筆屋映画「her」タイアップによる産経ニュースwest、毎日新聞掲載
2015年 kindleベストセラー!『プロの代筆屋による心を動かす魔法の文章術』マイナビウーマン連載開始『恋を叶えるLINE&メール術』
2016年 AERA「伝える達人たちの書く技術」
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日経ビジネスアソシエ “無難な文章” から卒業!「心を動かす文章」テクニック
プレジデントウーマン 手紙&メール「一目置かれる」文章の書き方
LEE 入門グッとくる「年賀状のひと言」塾
2017年 代筆屋の手紙 プロの代筆屋による完全書下ろし小説出版
2022年 NHKニュースほっと関西出演 愛妻の日に感謝の手紙をプロの代筆屋が校正


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