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Vol.9 ~手を出してはいけない薬に手を出してしまった件~

こんばんは、変わったところへの旅行も好きなシゴトスキーです。
本日2回目の投稿です((+_+))

見出し画像は、学生時代からの仲良し4人組で2016年5月に泊まったところで、なんと竪穴式住居に宿泊できるのです!

竪穴式住居内はこんな感じ

宿泊1週間前に、そこの近辺にクマが出没するニュースが出るわ、就寝中に友達一人がヒルに血を吸われまくっていて起きるとシーツが血まみれだわ、料理の火起こしから原始的なやり方でやるわ、で色々とスリリングな体験でした。
個人的には、何度も行きたいというような場所ではなかったですね(笑)

この頃には、眼瞼痙攣のがの字もなく至って普通にサラリーマン生活を送れていました。

ではさっそく表題の件について。

業界未経験の転職をして、なかなか大変な思いをしながら入社して半年ほど経った2020年7月頃のこと。
仕事も本格的に忙しくなり、かつ新型コロナウィルスが世界的な脅威となった頃でした。
会社内のずさんな体制を目の当たりにしながらも、今後正式な安全管理担当者となるにあたり、なんとか事故を減らしていく取り組みを始めていました。

それをしながら、やりたくもない別事業の担当もしており、けっこう精神的に追い詰められていました。

しかも8月に国家試験を受ける予定も入っております。

もうおなかいっぱいです・・・。

キャパ超えそうです・・・(汗)

そんな矢先、8月に、あってはならない『死亡事故』が発生したのです。

トラックは乗用車と大きさも違うので、『動く凶器』です。
より細心の注意を払う必要があります。

会社が、揺れました。

行政への報告対応、実況見分、再発防止の取り組み、遺族への謝罪等、
社内は異様な雰囲気になりました。

今では退職しているとはいえ、この辛さは忘れることができない一つです。
文章で簡単に言い表せるものではありません。
言葉足らずなところ、何卒お許しください。

起こしてしまったものは、戻すことはできません。
自分としてできるのは、『今後事故を起こさないための取り組み』を必死で
考え、社内に周知徹底すること。そしてその後のフォローが大事です。

新型コロナが始まった頃から、それに沿った体制にすべく対応もしていた
頃から、こめかみ付近への頭痛を感じるようになりました。
おそらく、慣れていないことだらけの取り組みが続いていて気を張っていたからだと思います。

そして重大事故が発生した頃には、眠りも浅くなっている感があったので、脳神経外科でMRI検査をし、緊張型頭痛と診断され、下記お薬を処方されることになりました。

・チザニジン(筋弛緩薬)

・エチゾラム(睡眠導入剤)

何気に効果があったものの、服用後に運転はNGというので、基本は仕事がない土日と、平日で症状がひどい時のみに服用するようにしました。

会社を休職してからわかったのですが、このエチゾラムという薬こそが、眼瞼痙攣を引き起こす副作用の可能性を大いに指摘されている薬の一つだったのです。
もちろんこの時は、そんな病気も副作用も全く知りませんでした。

なお、このことは眼瞼痙攣に一番精通されているといわれている方で、お茶の水の井上眼科病院 名誉院長 若倉雅登 医師 著書である、
『その目の不調は脳が原因』
にも書かれています。ご参考までに、グラフを貼らせていただきます。


ここで、警鐘を鳴らさせてください。

『エチゾラムなどのチエノトリアゾロジアゼピン系薬物は、マイスリー、レンドルミンなどのベンゾジアゼピン系薬物と同様の作用を持ち、恐ろしい難病の眼瞼痙攣をも発症する可能性が、研究結果にて示唆されています。
まずはご自身が服用されている睡眠導入薬や安定剤、抗不安薬をご確認の上、上記薬を服用されているのであれば、服用を考え直すべき。もしくは医師へ相談のうえ服用を検討すべき』、と。

全国に10万人以上いる眼瞼痙攣患者のうち、1/3は薬物性の眼瞼痙攣患者と報告されているそうです。

結果的に、私は薬物性ではなかったのでそこまで詳しくは説明できませんが、先ほどご紹介した若倉医師からは、デエビゴという睡眠薬なら処方は問題ないと、患者仲間が言われてそれを服用しているそうです。ベンゾ系とは異なるメカニズムの新しいタイプの睡眠薬だそうですよ。
でもしっかり医師との相談のうえで服用をお願いしますね。


話は戻って、簡単にその頃のことを時系列でまとめてみました。


2020年8月:脳神経外科にてチザニジン、エチゾラムを処方される

2021年2月:運転中に目の違和感を感じる(Vol.6参照)

2021年4月:勤務先がM&Aを行う(された側)

2021年6月:セカンドオピニオンにて、初めて眼瞼痙攣と診断される
        同時に初のボトックス注射実施

2021年8月:チザニジン、エチゾラムの服用をやめる


上記薬をやめた2021年8月ですが、その頃はあまり効果を感じなく
なっており、相談も含めて通っている脳神経外科へ診察に行きました。
すると医師からは、

エチゾラムは後々認知症を引き起こす可能性があると指摘されているし、
服用をやめられるものならやめた方がよい」

とのこと。

う~ん、そもそも処方してきたのはそちらですよね?

と心の中で思いながらも、高齢者になって認知症になって周りに迷惑はかけたくないので、言われるとおりに服用をやめました。
そして、服用しない代わりに、マッサージへ行ってこめかみ部分などのケアをしてもらったり、仕事しながらこめかみにバンテリンを塗ったりしていました。

ちなみに8月に受けた国家試験、みごと一発合格できました!!
落ちる自信の方が勝ってたので、自分でも驚き。


次回は、その後の仕事と眼瞼痙攣症状の状況をお伝えします。

長文ご覧いただき、ありがとうございました。



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