今日も
私は横たわっていた
あらゆる苦しみが蒸発するのをまっていた
日はもうすぐ暮れる
するとすぐに日が昇る
いつまで続くのか
心の水槽には
並々に水が入っているだけ
体が重い
もう何も入れることはできない
とても重い
捨てることもできない
ギリギリの日々のその端っこに

その中に泡
泡の中に記憶があった
ぼくだけの懐かしい
思い出が


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