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未来創造企業への胎動〜株式会社アイデンの挑戦〜

昨日は経営実践研究会の同じチームの大切な仲間であり、人として尊敬する株式会社アイデンの池田裕二社長のオフィスに伺いました。

職人起業塾高橋塾長よりアイデン未来創造企業チャレンジチームの皆さまに向けたキックオフミーティングにオブザーブ参加させていただくのが目的です。

高橋塾長の視座の高まる熱いレクチャーとそれに呼応するアイデン未来創造企業チームの皆さんの真摯な姿勢に心打たれました。

タレンティズム(才能主義)を活かした社会課題解決型へ

タレンティズムとは

タレンティズム(talentism、才能主義)とは、金銭ではなく起業家精神や才能を中心に置いた経済を指す。

ここでの「才能」はエリート層に限定された意味合いとは異なり、全ての人がそれぞれの個性を生かした才能のことをいう。対照的に、現行の資本主義は資本を中心に置いた経済として捉えられる。

タレンティズムが注目される背景

2021年1月、世界情勢の改善に取り組む国際機関である世界経済フォーラム(WEF)は「グレート・リセット」をテーマとしたダボス会議を開催した。グレート・リセットとは、インクルージョンや環境破壊の視点で持続性に欠ける現状のシステムを、人々の幸福を中心としたものに再考する転換を指す。

WEFのクラウス・シュワブ会長は、グレート・リセット後の資本主義について、成功を導くのはイノベーションを起こす起業家精神や才能であるとし、その一例として、香港経済の一翼を担っている若手起業家の活躍を賞賛している。

タレンティズムが期待される理由

WEFのリー・ハウエル氏は、タレンティズムの重要性が増す理由について、Forbsの取材で下記のように答えている。

“第1〜3次産業革命では、「資本」が成功の最重要要因だった。一方、第4次産業革命では、イノベーションと多様な才能の集まりが求められる。(省略)適応策が必要な変化には、斬新な解決策や新たな学びが求められ、それは批判的思考や協働、創造性などの「才能」にかかっている。”

企業の戦力は、いかに起業家精神溢れる人材を獲得できるかが要となってくるだろう。理念やビジョンに共感してもらい、個性や才能を発揮しやすい環境を整えることが企業成長にとって必要不可欠だ。

https://ideasforgood.jp/glossary/talentism/


それぞれの才能を活かした社会課題解決型へのシフト。

そのための大切な指針がひとりひとりのikigai。
誰もがikigaiを持てる世界の実現を志に掲げる職人企業塾ならではのとても説得があり希望も勇気が湧いてくるお話の数々でした。

タレンティズムへの転換
ikigaiについて

具体的な実践例から、継続する力の大切さを改めて教えていただきました。

「何のためにするのか?」
「何をどのレベルでやるのか?」

成長するための負荷と微力計算による高橋塾長の実体験と実例は何度聞いても勇気とやる気が湧いてきます。

微力計算式

お一人おひとりの想い


高橋塾長からのレクチャーを受けて参加された未来創造企業チャレンジチームのお一人お一人がそれぞれの想いを真摯に語られました。

真摯に語るアイデン未来創造企業チャレンジチームの皆さん


【Aさん】
・お金ために仕事をする状況ではない中で働きたいと思い、アイデンにご縁をいただいた。
今日のお話を聴いて社会課題解決モデルを達成するのも継続するのもお金が必要であると改めて感じた。

【Nさん】
・自社に合うかはこれから見極めたいが、個人的に最近思っていた方向に会社が寄ってきてびっくりしている。現時点では自分は超個人主義なので自分がどう判断するかはやってみないとわからない。

【Kさん】
・まだ具体的なイメージはわからないが、日々周りの人が幸せになるために動いている。皆が早く帰れるようになってお金ができて未来が創造できるようになると思う。

【Sさん】
・どのように高橋塾長や未来創造企業のような視野を広げていったのか。
ムーアの法則からも計画の大切さが身にしみてわかった。

【Iさん】
・ダイヤモンドのように光る石のようになりたいと思って生きてきた。
自分事のために動いていたけど、これからは人のために動いていきたい。
そうすることで本当の意味で輝くことができ、幸せになれるのではないかと思った。そして感動した。

池田社長は社会から求められる仕事をこれからいっしょにつくっていきたいという想いを語られました。

皆がそれぞれの経験と視点と価値観から本音で話し合っている姿に素直に素敵な会社だなと思いました。

池田社長の想い

共に良き未来を創造する仲間として


アイデンの未来創造企業挑戦チームの皆さんの姿を見ながら私は自社の取り組みプロセスを思い出していました。

私たちの未来創造企業への挑戦は、会社の在り方を決めるに際し、まずは自分たちの在り方を明確にするところから始まりました。

そしてその在り方は今でも実践を通して新たな気づきがあり、どんどん明確になって腹落ちしていきます。

私たちは「自分を知り、個性を認め活かしあう共存共栄の社会をつくる」ために動いており、そのためのひとつのキーワードが「自分へのありがとうが才能を開く」です。

高橋さんの熱意、池田社長の想い、未来創造企業チャレンジチームの皆さんの本音に触れて、私はタレンティズムへのシフトにもikigaiへの到達にもこのキーワードがとても大切だと自分の中での気付きをいただきました。

これから良き未来を創造する仲間として、私たちも共に学び協力しながら歩ませていただきたいと思います!

この度はありがとうございました!

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