タイミングの妙

特注ビーンバッグのひとつが完成した。お試し的なものなので、はたしてどうだろうか。

いくつかの特注を同時に進めることで、それぞれにいい影響がある。道具づくりに限らず、最近こういうタイミングや組み合わせの妙を感じることが多い。月並みだけれど、それこそが、自分の人生を生きるという楽しみだと思う。自分がある程度開かれていることの大切さも感じる。

道具を発送したあと、所用で新大久保の方へ行った。自転車で45分ほど、時間的には意外とすぐだ。走りやすい道を発見したら、精神的にももっと近くなるかもしれない。普段は全然都心に住んでいるという感覚はないが、この新宿あたりへの時間的・身体的な距離感は、もはや都心に住んでいると言っても過言ではないのではとも思う。自転車という自分の力で移動できる手段は強い。でも残念なことに、車の横を走るのがとにかく苦手で、いざ都心に行こうとはなかなか思わない。それがなんとも惜しい。