道具で切り取る
今日は9時すぎから青木くんと「投げないふたり」の収録。オーストラリアとのzoomで。ユースサーカスの中からレポートしてくれるような感じでおもしろかった。場所の話になったけど、どこかにいる×どこかにいる、でやってもおもしろいのかなと思った。
早めにお昼の韓国ラーメンを食べたあと、仕事場へ。まずは発送から。ピザ回しラバーや皿回しスティックなど。
戻ってきたらお手玉クラブの撮影。ついでに、SIZUKUやビッグバック、さらにはビーンバッグも撮り直してしまう。いざ撮ってみたら、これ、もっと頻繁に撮って商品写真を変えてしまうのもアリなのでは、と思った。というのも、僕にとってのジャグリング道具とは「時間」なんだ、というのを数日前に気づいて、それから、もっと自信をもって変えていいんだ、ということを思っているのだ。僕はプロダクトデザイナーではない。ジャグラーであり、その根底は、この日記も、練習することも、道具をつくることも、つくった道具で交流することも、すべて時間の話だったのだ。このことは、ジャグリングと時間、というタイトルで、JUGGZINEの原稿に入れられたらなと思っている。
ともかくむしろ、あるジャグリングの時間が記録されている、勇気をもって切り取られている、ということのほうが大事なのであり、ジャグラーとしての僕の仕事なのであり、お手玉クラブが欲しいんです、という人と移住計画で話したのならば、なるべく早くアップしなければいけないのである。むしろ完成をしていたJJFの時点で発売をできなかった自分を恥じるべきなのである。
で、さっそく写真をそろえて、商品ページをつくって、お手玉クラブの販売をはじめた。
いい道具かどうかではなく、切り取り方のほうを大事にする。パッと出したほうがいいものもあれば、ある程度のスパンがあったほうがいいものもあるだろう。その判断をするのが僕の仕事なのだ。
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