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介護や医療や福祉のこと

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医療や介護についての記事をまとめています。
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2019年4月の記事一覧

国のお財布を覗いてみよう。

意外と知らない、社会保障とライフサイクル。 そして、増税に関する具体的な施策。 ようやく、財政制度分科会の資料に全部目を通すことができました。 そして、下記2つに注目しました。 1)自治体間の格差の増大都道府県によって、病院数、一人当たりの医療費、介護認定率、介護給付費などの差があるのは、ご存知の通りです。 今後は、それらに基礎自治体などでインセンティブがつくようになって来ます。 これによって、格差が縮み、結果的に健康を強制されることなく、一人一人が生き生きと暮らし

介護保険料2割のその前に

財政制度分科会にて財務省から、これからの社会保障について提言がありました。 さすが財務省、現場を知らず凄い球を投げています。 沢山あるのですが、一般人がもろに直面することです。 ①介護保険利用料の原則2割負担を ②介護事業者のサービス利用料を下げて価格競争をする政策誘導を これにより、介護難民、介護うつ、介護離職、介護破産は増えます。 さらに、地方において介護保険サービスは無くなり、地域格差が進むと思われます。 ①をする前に、税の再分配、公務員・議員削減等

リハ職の地域偏在と開業について

こんな記事が出ましたので、黙って見過ごす訳にはいきません。 理学療法士などリハビリテーション専門職による開業(例えば訪問リハビリステーションなど)を認めた場合、地域偏在が進行し、病院での質の高いリハビリ提供に支障が出る恐れがあることから、病院団体して反対である。 とはいえ、僕自身の今の考えも、リハビリテーション専門職の開業(医療保険事業の認可)には反対です。 ですが、上記のコメントはどう考えても、病院の既得権益を守りたいと、言っています。 ここも言いたい事たくさんありま

このままで良いのか?高齢ドライバーの運転

高齢者の運転について、もう一歩踏み込んだ対策、議論が必要だと思います。 その際にいくつかあるポイント ・地方と都市における移動のルール ・運転技術(人)と制御技術(車)の使い方 ・交通ルールの改正 ・年齢による新たなルールなど たとえば、80歳以上方の運転は〇〇性能のある車両限定にする。 なぜなら、高齢者の方が金融資産を多く持つ。そして、事故のリスクが高まるから、運転を続けるなら制御技術が高い車両限定にして、事故を起こりにくくするなど。 また、人が多いエリア

長野県を考える(医療や教育について)

先週後半から息子の風邪をもらい寝込んでました。 土曜日、回復して急遽、長野に1泊2日で。 今回は知人のいる軽井沢へ、初めて行きました。 軽井沢はとても不思議な街で、不動産、開発の面、景観保全、地域ブランディングなど、とても学びが多い地域です。 数多ある観光地が、時代の変化とともに衰退していく中、軽井沢は今だに魅力的な街となり続けています。それは、なぜか?などなど さて、本題です。 個人的に長野県には、医療や健康、そして教育の面から、とても注目しており、いつかいきたいと思