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介護や医療や福祉のこと

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2018年10月の記事一覧

「当事者」として考える「地域包括ケアシステム」のあれこれ

大人になると無目的に人と会うことが、どんどん無くなり男性だと、どんどん0に近づく。社会的孤立だ。 下記の論文によると、女性に比べ、男性は約2倍。もっと多そうな気もするが。 健康指標との関連からみた高齢者の社会的孤立基準の検討 10年間の AGES コホートより同居者以外との交流頻度が月 1 回未満を孤立の基準とすると,高齢者の7.4%(男性で10.2%,女性で4.7%)が該当し,週 1 回未満を含めると15.8%(男性で21.2%,女性で10.6%)が該当した。htt

自立支援に最も大事な4つの視点はこれだ!と思う。

介護や医療の現場において、自立を支援する事を考えていない人はいないと思う。 そもそも、自立支援とはなんだろう。 僕の解釈では、その人がその人らしく生きることができるよう支援する事だと思う。では、それを実現するにはどうすれば良いのだろうか? 今は、全ての職種でイメージ出来るほどシンプルで、全体最適で本質的な、概念が必要とされていると思っている。 しかし、制度や加算の複雑化、専門職種による専門用語の乱発などにより、自立支援を実践するのに何をどのようにすれば良いのか。 もし、

経営的には痛いです。

今月から、デイサービスの送迎がなくなり歩いて通い、利用頻度が1/2になった人がいます。 介護度を聞いて驚きました。 要介護4でした。 500メートル位は、歩いて来られます。 介護度高いということは、単価も高く減収です。 経営的に見ると、痛いし苦しいです。 でも、現場で仕事しているスタッフは嬉しいです。 そして、家族も嬉しいです。 納税者にとっても嬉しいです。 卒業すると仰っています。 うちの介護スタッフは、要介護者が良くなるなんて知らなかったし、思っても無