首位ヤクルトの今後の先発ローテを考えるにあたって
シーズン終盤に来て10連戦中無敗で首位に浮上し、10試合負けなしの7連勝という(ほぼ全ての野球関係者の)予想以上の結果を残している我らがスワローズ。私も高津監督3年目の来年に優勝するつもりでおりましたので、今年は3位でCSを経験するぐらいで十分と思っていたわけですから慌てふためいております。
今期にはこれまで一度もやらなかった中5日の先発ローテを、日曜日の石川さんに持ってくるという情報もあり、今後残り28試合の先発ローテをどう組んでいくか悩んでおります。悩むのが一ファンの楽しみであります。
さてヤクルトの先発投手、今回の高梨(まさか大野ユーダイに投げ勝つとは思わなかった)を加えて現状8人で回してる格好になってきたわけですが、前半に貢献した2人を加えて計10人でチームの勝利への貢献度をランキングにしてみました。
「勝利数+防御率+QS」のそれぞれのチーム内順位(先発投手の中で)の数字を足してみたところ、小川、奥川、石川の3川でやはり文句なしの3トップ。(ちなみに石川さんの防御率は今のところキャリアハイらしい!)
高橋ケージが4番目。(とは言え今日9/25のケージの結果次第では今後のローテも考える余地あり。)
5位のスアはQS4を4月5月で稼いだあと後半は長いイニングを投げてなくて、8月以降調子の出てきたスニード、原ジュリと今回の高梨との4人で今後の5,6番目のローテをどうやって回していくかって考えたら贅沢な悩みになってきちゃったな笑
誰かダメでも他にいる、っていう高津監督の長期展望がすげーハマってる。そして田口が負け数多いとはいえかなり貢献してる。(個人的には彼は毎日参加していたいタイプかなと思うとブルペンの方が合ってるのかも笑)
投手 / 勝利 / 防御率 / QS / =チーム内順位の和
小川 8① 3.79⑦ 10① =9❶
奥川 7② 3.36⑥ 10① =9❶
スアレス 5③ 3.80⑧ 5⑥ =17❺
スニード 4④ 3.93⑨ 2⑦ =20➓
石川 3⑥ 2.37① 6④ =11❸
高橋 3⑥ 3.21④ 6④ =14❹
高梨 3⑥ 3.35⑤ 2⑦ =18❼
原 2⑩ 2.45② 2⑦ =19❽
田口 4④ 4.12⑩ 8③ =17❺
金久保 3⑥ 2.78③ 1⑩ =19❽
(9/24終了時点)
いい野球をして、4割負けてもいい、たかだか勝率6割ぐらいのリーグ戦を闘っていく。勝ち負けの結果だけではなく、「良さ」っていうのはなんだろうって考えていくと自ずと勝ち残ってしまうんだな。あはは。こんなことが言える日が来るとは。えへへ。もし優勝できなくたって全然平気だし。いひひ。
どこかの使い捨て使い潰し球団や、打線をコロコロ変えていくオラオラ球団とは違う闘い方ですよ。ヤクルトの野球はこれからの社会の提示になってると思います。長期展望ですよ。ヤクルトファンは負けることには慣れてますからね。目先の結果なんかじゃいちいち怒らないっすよ。いつだって来年があり、若手は育っていくんです。