総合型選抜の自己PR書の書き方

昨日は、志望理由書の書き方を簡単に説明しましたが、今回は自己PR書の書き方について話したいと思います。

私の意見では、「自己PR書は、親に聞きなさい」ということです。日本人は自分の良い部分や長所を客観的に理解するのが苦手です。ですので、自己PRを自分で考えるのは避けるべきです。

では、友人に聞くというのは、どうでしょうか。
自分で考えるよりは良いと思いますが、やはり避けたほうがいいと思います。
その理由は、あなたが親と接してる時間と比べると、友人と接してる時間は圧倒的に短いためです。接してる時間が短いということは、あなたの喜怒哀楽や長所短所を目にしてる機会が少ないはずです。

「明るい」「コミュニケーション能力が高い」「リーダーシップがある」ということも、立派な自己PRだと思いますが、多くの学生が似たようなことをPRするため差別化が弱いと思います。
さらに言えば、あなたの良い面は、もっともっと他にもあると思います。ただ、それは、本当に注意深く見てないと気付きづらいので、恐らく、親や、親と同じほどに自分と接している人に聞くのが良いです。

親に自分がPRすべきことや、自分の長所を聞く時は、「私の長所はどこ?」と聞いても、親も直ぐには良い回答をできないと思います。親への聞き方としては「私の行動や感情を見てきた中で、私に感心したことある?」と聞くほうが、親もイメージしやすいと思います。

PRすべきことは、人がそれを見聞きして感心することです。

そうすると、親も「◯◯の件で、友達と揉めた時に、こういう対応してたけど、あれには感心した」というようなことを言ってくれると思います。そうした「人が感心」する中にこそ、あなたの良さが隠れてます。

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