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大学職員で人気のない部署は?

 大学職員にはいろいろな部署があります。その中でも比較的、人気のない部署があります。わたしも入職前は入りたいと思っていましたが、実際の職員の話を聞いたりしてると、行きたくないとも思うようになりました。

人気のない部署は以下の2つです。

・学部事務部

 学部事務部は一度は経験してみたいと思う人が多いと思います。わたしもその1人でした。ですが、実際に働いている人の声として、下記のようなポイントが大変なようです。
1)厄介な保護者や学生、教授の対応
 生徒数が数千数万、教授が数百いれば、それは厄介な人もいます。理不尽な方への対応が得意(受け流せる)ようであれば、大丈夫ですが、そうでないのであれば、心身ともに疲弊してしまうかもしれません。
2)狭いコミュニティで昭和な働き方
 学部の事務室は基本的に全員合わせても10人もいません。大学時代に事務室に行ったことある方だとなんとなく想像がつくかなと思います。ですので、学部ごとに働き方や価値観が違います。
 つまり、働きやすい学部もあれば、働きにくい学部もあります。働きにくいとは、サービス残業が発生したり、周りに仕事を押し付けられるなどです。これらは学部によって、また学部の上司によって様々です。

・研究支援部

 この部署は教授を中心とした研究を支援する部署です。この部署が人気のない理由は、厄介な教授の相手が必要だからです。
 大学の教授は、自分たちは偉い、職員より教授が優先されて当然と思っている方が割と多くいます(そんなこと思っていないひど当然いますが)。ですので、自分に不都合なルールや状況があった際に、理不尽に怒りをぶつけてきます。
 わたしの先輩でも、毎日のように教授に攻撃されてお休みを取られた方もいます。大学の中でも研究支援は休職される方が多いと思います。



 入職前は学部事務室も研究支援もしてみたいと思ってましたが、話を聞けば聞くほど、楽しいとは思えず…。意外とやってみると楽しいという可能性もあるので、一度経験してみてどう感じるか試してみたいものです。

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