2020年7月27日(月)15:30時ごろの動き

2020年7月27日(月)15:30時ごろの動き

日本は4連休後の月曜日。米中共に領事館を閉鎖するなど米中間のリスクが危惧される中で、米国では失業給付金の特例が今月末で期限を迎え、今後は大幅な減額が避けられそうになく、個人消費にとってはネガティブ材料へ。また、25日には米シアトルの抗議デモで衝突があり45人拘束され警官21人負傷週する出来事も。

東京市場では一時300円超下落した日本株も小幅下落まで持ち直したが、上海総合は後場にかけて軟化し先週末とほぼ同水準へ。原油価格は41,04ドルとやや軟化、米10年債利回りは0.581%(-0.011)と軟調。

肝心の為替相場はドル売りが止まらず。米中対立リスクの回避に向けた流れが続き、105.50を割り込むも買いの動きは予想外に鈍く、クロスでもJPYは小幅ながら全面高となっている。

主要通貨は対ドルで先週末の高値をあっさりと上抜けし、EURUSDは一時1.1170台まで上昇、GBPUSDも一時1.2850台へ、AUDUSDも一時0.7140台へ、USDCADは一時1.3370台と加速しているが、アジア市場の流れを欧米市場が素直にフォローするかは疑問が残るも、29日のFOMCとパウエルFRB議長の議会証言を前にして、ドル売りの流れは変わらず。