2020年7月21日(火)14:45時ごろの動き


17日から続いたEU首脳会議は、21日に7500億ユーロの「復興基金」で合意。返済が不要な補助金が3900億ユーロ、残り3600億ユーロが低利融資となる。

各首脳からは賞賛の声が多数聞かれるも、EURUSDは1.1470をトップに1.1420台まで下落と、「buy the rumor、sell the fact」状態ながら、引き続き上昇トレンドを維持。

USDJPYは、日本のCPIは前年比0.1%と予想・前回と変わらず相場への影響は見られず。107円台をボトムに底堅く、107.34をトップに上値も今のところ限定的だが、クロスでのJPY売りが続くのが気になる。


豪中銀議事要旨は「緩和政策を必要なだけ維持」、「マイナス金利導入の可能性は引き続き極めて低い」、「為替市場への介入のケースはない」とあった。ロウ豪中銀総裁は「豪ドルの水準は、ファンダメンタルズと整合的」、「景気回復が進行しても失業率は一段と上昇する」とあったが直後の相場変化は見られず。 

AUDUSDは、議事録やロウ豪中銀総裁の発言では「緩和政策を必要なだけ維持」とあるもマイナス金利の可能性を否定。0.7000の大台をボトムに下げ止まり0.7040台へ。

日経平均株価は上昇からスタートし+0.8%台と高値圏を維持、上海総合は前日ほぼ変わらず、原油価格(WTI)も40.80台と前日ほぼ変わらず、米10年債利回りも0.614%-0.002とほぼ変わらず。


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