2020年7月22日(水)15:00時ごろの動き


日本は4連休に突入。経験則では日本休日の時に円高に動くイメージが強く残っているが、最近の小動き相場とクロスでの円安相場を見ると、本当に動くか疑問がわいてくる。

市場参加者は、米国の追加財政政策の期待と、やっと決まった欧州復興資金の効果を期待しているが、動きは鈍い。

日経平均株価は弱く、上海総合は強く、米10年債利回りは0.606%近くで推移。原油価格(WTI)は41.53ドル近辺と軟化。

為替相場は、いつものアジア相場で動きは緩慢な中で、前日の海外市場に続き資源関連通貨のAUD+NZD+CADが強く、リスク回避に選考されるCHFも強い。

盛り上がった復興基金の合意の波も決定後の動きを見ると、EURUSDの上昇力は鈍くなっている。効果はこれからとの声も多く底堅く推移し1.15台を維持し上昇ムードをなんとか維持。

GBPUSDは1.2800の大台を試す勢いは全くなく、1.2720~40で小動き。一方、EURGBPは0.9050~70台とビット気味で推移でGBPUSDの上値を抑える要因ともなっている。

USDJPYは、106.70~90の狭いレンジで、今のところ上値は重いが、円クロスでは円安傾向が続いており、この流れが変化しない限り大きな期待は持てず。

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