雲の流れ

ビニール袋の浮かび上がりかたに涙が出てきて

それを拾い上げて捨てたときに

もう一回何かになれた気がして

次の一歩が踏み出しやすくなった

あれこれそれどれだれ

そんな所なんだろう結局

言いたいことなんて言いたいこと以上にはないんだろうから

雲の流れで何となく天気読んでみて

自分が操った気になって

ここに自分は一人

もしかしたら、どこまでも一人かもしれない

そしたら雲に同情してみた



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