【歯列矯正2】顎変形症の私が手術をせずに矯正！～方法と費用について～
今回は大人の歯列矯正について、私が今進めている矯正の内容（費用・方法など）をご紹介していこうと思います！
顎変形症なのに手術無しで矯正？
私の顎変形症の具体的な症例については前の記事でもご紹介しましたが、簡単にいうと「下顎が前にズレているので歯並び・噛み合わせが絶望的」とういう感じです（笑）で、そんな人が矯正を始めようとすると十中八九お医者さんから「ん～…手術が必要ですね。大学病院で診てもらってください」と言われます。もちろん手術で治すのが正しいやり方だとは思いますが、「やっぱり怖い…」という思いからずっと歯医者を避けてきました。しかし親知らずをどうしても抜かなければならなくなったので、そのタイミングで再び新しい先生に相談しました。
以前から抱いていたコンプレックスのことや、矯正を意識し始めたキッカケについてはコチラの記事でご紹介しています！↓
噛み合わせのために歯を削る
新しい先生が、親知らずを抜いたうえで、まず私に施したのが「歯と歯の間を狭める」という方法です。
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先生「大福さんあのね、これほんまに嫌やったら断ってもらってかまわんのやけど」
私「えっ、はい。なんでしょう？？？」
先生「健康な歯を削って、噛める範囲を広げませんか？」
私「（健康な歯を削る…）」
先生「そしたら噛み合わせも今よりよくなるし、顎も縮んだ感じする」
私「やっちゃってください！！！」
先生「よっしゃ！」
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顎が縮んだ感じがすると思う、というパワーワードに惹かれ歯を削ることにしました。
てなわけでやっていただいたのがこの方法です。↑黒く塗りつぶした部分を削ってもらうことで開咬（噛んだ状態なのに前歯が当たらず隙間ができてしまうこと）をマシにしてもらいました。
確かにほんのすこーーーし顔が短くなったのでうれしかったです！多分私しか気づいてないけど（笑）
ちなみにこの日、先生に「この噛み合わせのために歯を削ることについて僕は論文を書いたんですよ、当時それでかなり叩かれてね～（笑）」と言われおいおい大丈夫なんかと思いましたが、ズキズキとした痛み（←必ず出る痛みだそうです）も一日で治まりホッとしました（笑）
この時点ではまだ「手術せずに矯正できるか」については分からなかったのですが、開咬が少し改善されたところで可能性が見えてきました。
先生が尊敬する先生のところへ…
先生に歯と歯の間を狭めてもらい、気になっていた親知らずも抜いて治療はひと段落しました。そして事前に相談していた矯正のことで「僕が尊敬する先生を紹介してあげる！」と言ってくださり、25年の実績があるという矯正歯科を紹介してもらいました。
場所は言えませんが、駅近のこじんまりとした歯医者さんで先生と初対面。初回のカウンセリングを受けました。
結果…「手術しなくても大丈夫」！
先生にじっくり診ていただいた結果、「大福さんの場合、顎のズレは中程度なので手術しなくても矯正できますよ」とのこと！！！
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大福「え…でも噛んだ時に前歯に隙間がありますけどそれはちゃんとくっつくんでしょうか？」
先生「ええ、そうですね。この歯を見てください。（セメントの歯の見本を取り出す）基本的にこの歯並びに近づけて調整するので前歯で噛めるようになりますよ。その代わり大福さんの場合、下顎が前にズレているので下の前歯は少し後ろに倒れる形になります」
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見本を見せていただいて「いやいやさすがにこんなに綺麗には…」と思いましたが、さすがは長年矯正を専門としている先生！おっとりとした喋り方で「はいぃ～そうですねぇ～この場合はぁ」とマイペースだけど淡々と的確な情報だけを話してくださいます。
矯正をする上で〝先生との相性〟もすごく重要かと思いますが、慌てることなくしっかり間を取って話してくださる先生だったので本当に安心してお任せすることができました。紹介してくださった先生にも感謝！
矯正の種類と費用について
カウンセリング（無料相談）で先生が話してくださった私の矯正の種類と実際にかかる費用はこんな感じです！
矯正の種類… 上の歯（表側矯正）、下の歯（裏側矯正）
ブラケット… 透明ブラケット
初期レントゲン費…30,000円
矯正費用… 88万円
調整費用… 5,500円／月々
矯正費用の支払いは分割にしました！
矯正終了時までに全て支払えばOKとのこと！※私の場合は4回払いです。
ちなみに顎変形症の手術を大学病院でしてもらう場合は「60万円」と言われていたのでそう思えばやっぱり高いよな～と思いますが、私の中で透明ブラケットでできるメリットはかなり大きかったです。とはいえ月々のワイヤー調整費用に5,000円以上取られちゃうのは結構痛いのでその辺りもよく考えた上で矯正を開始した方が良さそうです。ちなみにこのワイヤーの調整費はクリニックによってさまざまで2,000～10,000円とかなり差が大きいらしいので注意です！
私の矯正の種類についてはちょっと特殊で……上の歯が裏側で下の歯が表側矯正（ハーフリンガル）という人はかなり多いですが、私の場合は突き出た顎が気になるので「下の歯を裏側」にしてもらったんです！そういった要望も聞いてもらえるようですね。
次回は「矯正開始編」をご紹介します！レントゲンから現在の状況、初めてブラケットをつけて感じたこと等々をご紹介していきます～。
～～つづく～～
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