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海洋冒険家 白石康次郎さんに学ぶ挑戦の心構え

最近、白石康次郎さんが気になっています。
現在開催されている単独無寄港無補給世界一周ヨットレース「ヴァンデ・グローブ」に参戦している、海洋冒険家の方です。報道ステーションのスポーツコーナーで知ったのですが、凄い。

メインセールが破損するというトラブルに見舞われているタイミングでの衛星中継でしたが、白石さんの表情に悲壮感は見られず。その後度々中継を見ていましたが、順調な時もそうでない時も、落ち着いていて、どこか充実感があり幸せそうな表情。何故、そうしていられるのか、とても考えさせられました。

ホントのところはご本人に聞かなければわかりませんが、僕は「はじめから順風満帆を期待していないのだろう」と思います。あらゆるトラブルを想定し、対処を考えてある。さらには、事前に予測できない事態にも見舞われ得ることも、頭にはある。だからこそ過度に一喜一憂せず、落ち着いて自分のレースに集中できるのではないか。

この考えに至った時、ふと、「これは誰にとっても当てはまる」と思いました。何かをする際、順風満帆を考えてしまったり、そうなるよう上手く歩むことに意識が向いてしまう。だから、描いていた「美しいストーリー」から少し外れただけで動揺し、気持ちが折れてしまう。挑戦とは、邪魔やトラブルに柔軟に対応しながら歩むもの。予めそのような前提を持っておけば、一歩踏み出す勇気も湧きやすいのではないでしょうか。落ち込みやすい人やストレスを感じやすい人にとって、この考え方はオススメです。

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