Miyata Daiki PT(理学療法士)| 脳卒中&在宅復帰支援|

理学療法士(認定取得:脳卒中分野)|回復期病棟・通所リハビリ兼任|脳卒中リハビリの知識の発信| *instagram: https://instagram.com/daiki_reha.pt *twitter : https://twitter.com/miyadai04

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最近の記事

運動麻痺だけじゃないって話〜皮質網様体路編③〜

1)歩行能力と皮質網様体路の関係性前回のnoteで 皮質網様体路が体幹・四肢近位筋を支配 していることを文献を交えて紹介しました。 また皮質網様体路が残存している症例において 歩行獲得が可能であった報告を紹介しました。 今回は皮質網様体路と歩行能力の 関連を示した文献を交えお話ししましょう。 英語論文をgoogleで翻訳して、 とかのへんてこな訳し方なので 読みづらいと思いますがすいません。 では紹介していきます。 2)被殻出血を伴う片麻痺患者における皮

    • 運動麻痺だけじゃないって話〜皮質網様体路編②〜

      こんにちは 理学療法士の``Miyata Daiki``です。 今日は前回の内容の復習と それにまつわる文献を用いて話していきましょう。 1)前回内容の復習https://note.com/daidairihapt/n/n14de68bd5bac 基底核レベルでの皮質脊髄路の損傷の場合に 真横を走行するとされている 皮質網様体路も同時に損傷する可能性が 高いと言われています。 にも関わらず運動麻痺のみで歩行能力を 予測するのはどうでしょう? 皮質網様体→

      • 運動麻痺だけじゃないって話〜皮質網様体路編①〜

        こんにちは 理学療法士の``Miyata Daiki``です。 今日は前回の内容から少し話を細かくしていきましょう。 私が新人理学療法士だった頃、 例えば中大脳動脈梗塞の患者さんが担当になったら 診る必要があると思ってたのはせいぜい 運動麻痺・感覚障害・深部腱反射・筋緊張 とかくらいだったのかもしれませんね。 あとはこれがどんな検査なのかも非常に重要ですね。 さて本日は理学療法士ならよく出会うであろう ``運動麻痺以外に何を診るべきか`` の第一弾とした

        • 評価って難しい・・・ですよね?

          こんばんは。 理学療法士の``Miyata Daiki``です。 脳卒中のリハビリを進める中で重要なのはやはり評価 どんな疾患でも評価、そして意味のある評価です。 意識レベルから始まり 運動麻痺、感覚障害、運動失調、高次脳機能障害などたくさんあります。 学生時代によくやってたボトムアップ様の評価 もちろん見落としなくできるのかも知れませんが 1)時間は有限我々は有限の時間の中で治療、練習をしなくてはいけません。 単位という時間の制限があるわけです。 患者さ

          個人的に思う、なにを勉強するといいのか?

          先日の記事で ``頭頂葉``がわからなかった私なんですが じゃあ脳の何から勉強しようかとなるわけです。 私は「先輩にいい参考書ありませんか?」と聞いて回った時に ``神経理学療法学の教科書``を教えてもらいました。 この教科書には脳卒中のリハビリテーションのイロハが詰まってました。 教科書なので多少は固い文章ですが、おすすめの一冊です。 さあ本題の 「ダメ新人だったPTが個人的に思う何を勉強したらいいのか?」です。 あくまでも個人の意見なのであわなければ聞き

          個人的に思う、なにを勉強するといいのか?

          脳卒中を勉強し始めた恥ずかしい理由

          こんばんは。 理学療法士の``Miyata Daiki``です。 今日は なぜ、回復期病院に勤めたいと思ったのか? なぜ、脳卒中リハビリテーションに興味を持ったのか? なぜ、勉強しようと思ったのか? をお話ししたいと思います。 1)なぜ、回復期病院に勤めようと思ったのか?きっかけはいたってシンプルです。 長きにわたる臨床実習で回復期病院に行かせて頂きました。 理学療法士としての基本的な評価や治療はもちろんですが 回復期病院を退院して、在宅復帰・社会復帰して

          脳卒中を勉強し始めた恥ずかしい理由

          わたくし、noteはじめました。

          はじめまして、理学療法士の``miyata daiki``です。 noteを始めていくにあたって 今回は簡単な自己紹介とnoteの目的を書いてみたいと思います。 1.回復期リハビリテーションとは?私は大学卒業後(理学療法士の国家資格取得後)から現職に就いて、 現在回復期リハビリテーション病棟に勤務して、現在7年目になります。 回復期リハビリテーション病院の位置付けは以下のようになります。 回復期リハビリテーション病棟は疾患の発症から最長で2ヵ月以内の患者さんが対象