高学歴エリートほど搾取される世界 #80

世の中的に高学歴になって有名企業に入ることこそハッピーな人生みたいな考えが主流です。ですが実のところそうでもないのかもしれません。

日本には所得税という制度があります。エリートサラリーマンといえば年収1000万以上の人たちというイメージですよね。所得税の仕組みだと年収900万超1800万円以下なら所得の33%、年収1800万円超4000万円以下は40%が税金で持ってかれます。こんなに持ってかれたら結構生活苦しくないですか?加えてそういう人たちほど自分はエリートなんだ!というステータスのために家賃の高いとこに住んだり高級車を買おうとしようとしたりします。そうすると手元に残るお金は実はほとんどないかもしれません。

一方で株から配当をもらってる株主たちのことを考えてみましょう。彼らのもらう配当にかかる税率はたったの20%です。たとえ配当で1億とか2億貰っていてもです。年収が増えると税金も上がっていくはずなのに働かずに株から金もらってるやつらは全然税金を払っていないのです。しかも株主がもらってる配当はサラリーマンが汗水垂らして働いて生み出した利益です。実質サラリーマンの給料としてもらえるはずだった金を株主に献上しているのです。

給料の一部を利益として金持ちに奪われ、年収が上がれば上がるほど所得税も高くなる。これがサラリーマンの現実です。ぶっちゃけ奴隷と変わんないですよね…。かといって労働者に優しくしよう!と言った共産主義の国は経済がめちゃくちゃになったり、独裁者がめちゃくちゃやって崩壊しました。システムを壊してもいいことないのなら、自分自身が金持ち側に回るかシステムから逃げ出すかの二択しかありません。エリートサラリーマンを目指すよりこのどちらかを目指した方が建設的でしょう。

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