少子化の原因は金がないからです

日本を蝕む少子高齢化。
すげえことになってます。

去年の出生率は1.26で、これは2人の夫婦が平均1.26人しか子供を作らないということです。
2人の夫婦が1人しか子供を作らないなら子供の数が減って当然ですよね。

なんでここまで少子化が進んでしまったのか。
結論から言うと金がないからだと思います。

今の日本では平均年収は500万だそうですが、500万じゃ一人暮らしでも割としんどいです。
それプラス子供を養うなんてはっきり言って無理ゲーです。

子供の養育費ってすげえかかりますからね。
中卒でいいから働け!とかバカみたいなことをしたら子供が貧困に陥ってしまうのはみんなわかってます。
なので子供を高校大学と良いところに入れようと必死こいて頑張るのですが、大学まで入れようとすると全て公立でも教育費だけで1000万吹き飛びます。
私立なら2400万もなくなるそうです。
それだけじゃなくて食費も服代もかかります。
とてもじゃないけど2人も3人も育てられないですよね。

金がないなら共働きすれば良いという考えもありますが、それも厳しいですよ。
だってフルタイムの正社員で働いたら最低でも9時から18時まで拘束されますし、それプラス残業と移動時間もかかってきます。
どこに子育てする時間がありますか?

帰ったら21時とか22時になっていたら、保育園とか幼稚園が終わった後、誰が面倒見るのでしょうか?
一応、最長二年育児休暇取れるみたいですが、焼石に水ですよね。
3歳の子供を21時とか22時まで放置しておける環境なんてないですもん。
幼稚園もそんな時間まで預かってくれません。

片方だけ働くと金がなくて子育てできませんし、共働きだと時間がなくて子育てできない。
ぶっちゃけ詰んでます。

まあ国も色々やろうとしてますが、全部意味ありませんでした。
だって2022年の出生率は過去最低ですからね。
今までの少子化対策は全く意味なかったということです。

本当に異次元の対策ができたら変わるかもですが、結局、投票に行く有権者は子育て世代より老人の方が多いですからね。
多数決で負けるので普通に考えたら無理でしょう。

今の状況だと個人レベルで考えたら子供産んでも1人にしとくのが最適解ですし、他に取るべき方法もないです。
終わってますよね。この国。

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