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働かざるもの食うべからずとかいうクソみたいな風潮

日本国憲法には、国民に勤労の義務があると明記されています。しかし、私自身はそのような義務に対してあまり関心がありません。それに対して、世の中の多くの人々は違う考えを持っているようです。ニートや生活保護を受けている人々に対する厳しい視線がその証拠でしょう。

しかし、現実はどうでしょうか。実際には、富裕層ほど働いておらず、貧困層が馬車馬のように働かされています。富裕層は株などの不労所得で生活し、これに対する税率はわずか20%。つまり、普通に働いているサラリーマンよりも税金を少なく支払っているのです。

「働かざる者食うべからず」という言葉がありますが、小学生の頃から教師に何度も刷り込まれたこの言葉は、今考えればただの洗脳でした。国が学校を運営する目的は、国民全員に働かせ、得た収入から可能な限り税金を徴収することにあります。そのためには、働かない者をクズと見なす風潮を子供の頃から植え付けるのが効果的なのです。だからこそ、教師たちは「働かざる者食うべからず」と連呼していたのでしょう。

多くの国民はこの洗脳を受け、働かない人を見ると批判するのが普通になっています。このような風潮の中で、働かない生活を実現するにはどうすればいいのでしょうか。私なりに考えてみました。

まず、流行りのFIRE(Financial Independence, Retire Early)のようにお金を貯めて早期リタイアする方法があります。金持ちは尊敬されるため、働かなくても許される風潮があるからです。しかし、FIREを達成するのは難しく、極度の節約も必要です。普通の年収では、若い頃から節約に励んでもFIREできるのは40歳過ぎです。私自身は諦めています。

一方で、生活保護やニートとして生活するにはFIREのように膨大なお金は必要ありませんが、世間の風当たりは強いです。親からの批判や、彼女を作るのも難しいでしょう。

このような状況で世間体を良くするには、働かずに浮いた時間で人に羨ましがられるような活動をするしかありません。バックパッカーとして日本よりも物価の安い国を巡り、その様子をSNSやYouTubeで発信するのも一つの手です。バズらなくても、毎日インスタでバックパックの様子をアップすれば、普通に働いている友達は羨ましく思うかもしれません。

他には、芸術分野で優れた作品を作る方法もありますが、かなりの才能が必要です。現実的にはバックパッカーが最も手軽でしょう。

私自身、ずっと日本にいるのはつまらないので、一度は世界旅行をしてみたいと思っています。多少貧乏でも、社畜労働から解放されることに価値を見出しています。皆さんはどうでしょうか?

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