英検1級を受けるための目安

植田一三さんの著書の中に「英検1級の語彙を8分で解く」なんて文言があったと記憶しているんですけど、何年か前の段階では「絶対無理に決まってるだろ!」なんて思ってたことがあります。英検準1級に余裕をもって合格した段階で、1級の語彙問題にかかった時間が約20分。この頃は気付いてなかったんですが、英検1級の語彙問題でこんなに時間がかかっていたのではまず合格する力はありません。1級の語彙問題に20分以上かかるということは、1級の長文を読める実力も、200字以上のエッセイを書き切る実力も全く備わっていないことを意味します。完全にそれを自覚していて単なる記念受験のつもりの社会人なら周りがとやかく言う理由はないのですが、受験費用を親などから援助してもらっている大学生以下の方は、お金の無駄ですので自重してさらなる修行に励むのが賢明です。目安としては毎回15分以内に解けるようになれば、不合格レベルの段階であったとしても、経験値をつむ意味としてはお金をかけて受験する価値は出てきます。自分の場合、1級の語彙問題で14〜18問正解時のかかっていた時間が約15分、常時20問以上できるようになった段階で9〜12分。眠気さえなければ7〜8分台はいけるかもしれません。英検の長文やエッセイは時間をかければ高得点が取れるので、語彙問題を最低でも15分以内で終われるだけの語彙力を身につけて、大門1をサッサと終わらせて長文やエッセイで多くの時間をかける努力を最大限しましょう!

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