J1リーグ全試合観戦 第2節

2022年2月26日(土)、27日(日)の二日間で東京対名古屋以外の8試合が行われた。

G大阪ファンである私は浦和との試合は一番の注目だった。しかし、浦和もこれまで勝利がなかったため、あまり調子のよくない二チームの一戦。

前半は浦和ペースで、前からのプレスがうまくできず、岩波選手や岩尾選手からの縦パスがよく入り、そこから再度に展開されて攻め込まれることが多かった。ぺナ内での粘り強い守備もあって、前半は耐えきった。後半、レアンドロペレイラ選手に変えて山見選手を入れて、スピードある選手を並べたことで前半よりも高い位置でボールを奪って攻撃に転じることができていた。80分の岩尾選手の退場直後に福田選手のゴールで先制しそのままその一転を守り切って今季公式戦初勝利。片野坂監督に初勝利を挙げることができたことで、今後も面白い片野サッカーが見れるかもしれない。

三年ぶりの静岡ダービーが行われ、鈴木唯人選手が今節も大活躍。京都の運動量の多いサッカーも見ていて応援したくなるし、中盤の、松田選手、川崎選手、武田選手の三人がとても魅力的。鳥栖も、19人が新加入だとは思えない昨シーズンと同じようなアグレッシブなパスサッカーを行えていて驚き。川崎も、三試合目にしてようやく川崎らしいサッカーができていた。鹿島相手に課題であった守備のタスクをしっかりこなしていた。

神戸のサッカーが、個々の技術に頼りすぎているのではないかと少し心配になる。サイドバックの裏に大迫選手や武藤選手を走らせてそこを起点にするか、イニエスタ選手やサンペール選手のパス技術で打開するぐらいしかないように見えた。今後どのような戦いをするのか注目したい。扇原選手なども加わって楽しみ。

前節に続いての話だが、レッドカードが出る量が多い気がする。ミッドウィークのリーグも合わせて9枚の赤が出ている。荒い試合になっているのか、レフリングに多少のミスがあるのか、今後のリーグでは11-11の人数の試合を行って楽しい試合にしてほしい。

個人的ベスト11

GK 石川(G大阪)

DF 古賀(柏)大井(磐田)野上(広島)

MF 佐々木(川崎)野津田(広島)松田(京都)マテウス・サヴィオ(柏)

FW 福田(G大阪)知念(川崎)鈴木唯人(清水)

9人になった後のジュビロのキャプテン多い選手の戦いに対する姿勢や、諦めない気持ち、ガッツあるプレーには感動したし勇気をもらえた。大きなリスペクトをしたい。

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