見出し画像

第十一話 オールロングと池上遼一

こんばんは、オールロングです。
32歳男性です。

池上遼一の漫画が好きだ


池上遼一の漫画で最も知名度が高いといえば
上述のHEATだろう。

北斗の拳の原作で有名なあの武論尊とタッグを組んでいる漫画だ。
いわゆる漢の生き様を描いたヤクザものなわけだがとにかくアツい。

ハードボイルド極道×北斗の拳の男の物語を凝縮して煮詰めた漫画だ。
北斗が少年に漢を説く漫画ならHEATはおっさんに漢を教えてくれる。

冒頭のBEGINも原作は史村翔となっているがこれも武論尊の別名義だ。
ただBEGINはアツさもあるのだが、政治色がとても濃い。
なので読む人を選ぶので池上遼一ビギナーにはHEATをおすすめしたい。

が。本当にお勧めしたいのはこっち。


覇-LORD-である。
(ハロードと読むのかロードと読むのかはいまだにわからない)

この3人の揃い踏みでピンとくる人もいるかもしれない。
そう。三国志である。

三国志といえば

世間のほとんどの人はこっちだろう。

横山光輝の三国志も偉大ではある。
高校の頃授業をサボって隣の図書館へ行き三国志を読み耽ったものだ。

しかし。ハロードはその偉大なる横山光輝三国志よりも面白い。
なぜならこれも原作者が武論尊。

そして…


長兄が倭人であること…
     我ら死しても語らず!

!?である。

長兄=劉備が倭人なのだ。

劇画の名手池上遼一×武論尊×三国志になると
劉備がなんと倭人になってしまうのだ。

卑弥呼に言われて漢(当時の中国)へきていた倭人燎宇(りょうう)が
紆余曲折を経て劉備になり済ますのである。
(ちなみに本物の劉備は1巻で死ぬ。)

話の流れは大体三国志を踏襲している。
なので途中まではめちゃくちゃ面白い。(そう途中までは。)

不人気ゆえに打ち切りが決まったのか途中で長期休載を挟み
再開したと思ったらなぜか

覇SOUL(これもハソウルなのかソウルなのかわからない)
になっていた。

なぜだ!

そして急に物語は大きく脱線し、終わった。

劉備は倭人燎宇に戻って色々やりかけていたのに日本へ帰った。

なので面白いは面白いのにいきなりつまらなくなって打ち切りに近い状態だったのだと思う。

池上遼一と武論尊のタッグは面白いのになぜか人気が出ないのだ。
ビッグコミックスペリオールというにっちな連載誌のせいもあるかもしれないが
そもそもがちょっと大人向けなのだ。
そしてBEGINといいハロードといいちょっと教養を求めてくるのだ。
(HEATは教養不要だったので人気が出たのかも)

おそらく武論尊も年をとってなんか色々な思いがあるのかもしれない。

そんなこんなで池上遼一は今度は稲垣理一郎と組んで

トリリオンゲームができたわけだ!

トリリオンゲームは大人向けドクターストーンって感じだ。
漢の熱い駆け引きなんかはない。
それを意識してはいるような描写はあるけど武論尊には遠く及ばない。

でもそこそこ人気出てドラマ化までしたね!

(クソドラマでした。)

ポスターだけでもう絶対クソってわかる。
話も完結していない中途半端な状態でドラマ化。
そしてとりあえずイケメン使っとけという適当なキャスティング。
そして適当なキャスティングから作られるクソみたいな演技。
ゴミドラマでしたわ。

おっとまた悪口を言ってしまった。

とにかく今日言いたかったことは

HEATと覇-LORD-は面白いよ

ということでした。

今日の報告

友達作り大作戦
すでに頓挫しそうです。返信がめんどくさい…。

今日の体重
83.2Kg

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?