【書評】超ミニマル・ライフ
こんにちは、だいちゃそです。
・どんなに頑張っても時間が足りない
・欲しいモノを買って何不自由なく暮らしているのに、なぜか満たされない。
こうした悩みってありますよね。
そんな現代社会の「渇望症」への処方箋になるこちらの本を紹介します。
超ミニマル・ライフとは
本書では、超ミニマル・ライフについて次のように書かれています。
今の日本社会は、大量生産、大量消費、広告資本主義となっていて、「自分のモノサシ」ではなく、「他人のモノサシ」で生きる人が多いですよね。
結局は、他人に踊らされ、企業のマーケティングに踊らされ、その時の流行りのものを買い、そのために自分の時間という「命」を使って重労働をする。
他人と比較することで、「自分はもっと成長しなければならない」と思い、自分を鼓舞する。
その結果として心身ともに疲弊してしまう。
このように、忙しい毎日に疲れ切ってしまっている人も多いのではないでしょうか。
「足るを知る」
こうした生活から抜け出すのは簡単なことではありません。
日本では、少なくとも最低限の生活を送ることができ、物質的にも豊かになったのに、なぜ幸福度が上がらないのでしょうか。
まずは日本社会がどのような現状に陥っているのか、という知識をつけることが大事です。
知識をつければ物事の見方が変わり、あなたの思考が変わる。
思考が変われば行動が変わる。
「自分軸」を持って、「足るを知る」
これだけであなたは身も心も軽くなるはずです。
若いうちは我武者羅もいいと思う
さて、疲れ切った日本の社会人に向けたこの本。
考え方は個人的に大好きです。
一点突破。一極集中。エッセンシャル思考。ミニマリズム。
こうした思考のもとに行動することで、ぶくぶくに膨れ上がったむだを削ぎ落とし、自分が本当に望むこと、自分の本当にやりたいことに集中する。
これができるのが理想ですよね。
ただ、社会人になりたての人は我武者羅に働いて、勉強して、色々なことにチャレンジしてみるのがオススメ。
自分の個性は何か、自分に向いている仕事は何か、自分が他人に提供できる価値は何か。
こうしたことを考えながら、自己成長のために色々チャレンジしてみる。
その結果、芽が出るものもあれば出ないものもあって、自分の個性に気づくことができるのではないでしょうか。
本書では、思考、体、健康、食事、お金と働き方、デジタルとの付き合い方、人間関係など様々なライフハックがあります。
一息ついたタイミングで読めば、あなたの思考を変えてくれる1冊になるかもしれません。
ではまたっ!
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