9月4日、響さん。
寝不足。
ってほどでもないが、寝不足ってことにしておいてくれ。
同じ部屋のおっさんのイビキが、笑っちまうほど、トトロやった。
ビックリした。
絶対鼻クソ詰まってるって、鼻くそとれって。。。
おっさんがおっさんである所以、そこで発揮せんでええねん。
もっと紳士的であれや。
とか、思いながらも、オレもイビキかいとったら、こんなもんか、、、などと思いながら数々のイビキを体感させてしまった人にわびたい。
しかし言っておきたい。
オレはちゃんと鼻くそ取っとるぞ!!
とな。
(なんのはなし。)
さて、今日のタイトルにもある、響さん。
彼は日本人だが、スペイン育ちのツアーマネージャーだ。
ツアーマネージャーとは?って感じだが。
ここチェコのプラハでは、観光客に向けたツアーがいくつもある。
見る場所がたくさんあり、効率的に見たい!そもそもプラハについてあまり知らない!なんて人が利用するのだそう。
(たぶん)
このツアーにおいて、無料のクーポン券みたいな感じで『フリーツアー』っつーのがある。
フリーってのは、つまりお気持ちでお金はいただきます。ってことだ。
このフリーツアーに参加すると、お金がほとんどかからない。
なんならタダでも良いらしい。
(マナー的にどうかとは思うが…)
投げ銭や、チップの文化がある海外だからこそ成り立つ商売なのかなー?と響さんは語った。
そんなツアーの経理や、管理補佐をするのが響さんの仕事。
(事務仕事やんね〜)
響さんとは、彼の同僚(そいつはウクライナ人)がたまたま僕の路上LIVEを見つけ、日本人だ!ってことで響さんを呼んで来てくれたところから始まった。
ほとんどチェコのプラハにある大きな広場で路上LIVEをしているので、通りすがらいつもツアーの人に出くわす感じだ。
向こうも僕を覚えてくれているみたい。
で、そんな響さんの話を聴いてみたいなぁ〜。ってことで、飲みに誘ったというわけ。
チキンとポテトの料理を食べて、これまでのチェコに来た流れみたいなものを聴いた。
(味はなかなかうまかったよ)
で、雨が降ったりなんだりしながら、
響さんも時間があるってことで、路上LIVEを見てくれた。
ツアーの人もちょくちょく響さんの元に訪れては、僕の姿を見て手を振ってくれた。
なんだか、人に見られてLIVEするのは緊張した。
今日はあのいつものフレンドが近くてLIVEしてた。
で、あいつすげー声うるせぇから、オレの声かき消されるぐらいやった。
おかげで、コッチも負けじと声を張り上げて歌った。
その様子を見ていた響さんも、フレンドを見て
『あいつ、めっちゃ声デカない!?』って話してた。
つーかデカイ!
つーか!また女の子おるし!!!
フレンドは、とても女性に人気やった。
どのぐらい人気かっつーと、
彼の演奏が終わって拍手して、それでもまだ聴いている女性の数が8〜12人ぐらい。
結局ここでも顔かぁ〜〜〜〜世知辛い世の中ですわ!!!!
とまぁ嘆いていても仕方ないので、歌い終わって、両脇に女性を抱えながら去っていくフレンドを見て
ふつうにイラッとした。
多分、これは万人が万人そうなのかも知れないし、外国人だからなのかもしれない。
知らない。もう知らない。
彼は彼だから、イケメンだからなのかもしれない。
知らない。
僕はイケメンじゃないからよけいに知らない。
イケメンの気持ちなど分かってたまるか!といった感じだ。
終わって響さんにお礼を言いに行くと、響さん達ツアーの人と、飲みに行く流れになった。
で、丘の上でまたビールを飲みながらいろいろ音楽とかアニメとかの話をした。
(オレの隣3人と、上の段の3人がツアーの人)
ビールも美味しかったけど、何より、このクソどうでもいいような時間が愛おしかった。
クソどうでも良いけど、オレスペイン語分からんし、スペイン語でペラペラ話す彼らの様子を見てビール飲んで、たまに響さんと話してって感じで
プラハの夜景を眺めながら、あぁ、ほんといろんなものが美しく見えるなぁー。とか思っていた。
まぁ、それは日本でも再現できそうだが、
周りにもたくさんいたチェコの人々が、常に寄り添って幸せそうな空間は日本じゃ感じられない距離の近さだったからだと思う。
なんか、すごく尊いものを見てる気がした。
響さんたちと別れ、ホステルへと向かう途中、
夕方フレンドと路上LIVEでバトった時のことを思い出していた。
オレは、きっと成長するし、成長していくし、先の先まで進んでいくつもりしかないぞ。って
てか、実践経験って意味では、意義のある時間を過ごしているから
その時間身に刻み込んでさらに躍進してぇなぁ。とか
つーか、なんか、負けたくねぇなぁ。とか思っていた。
なんつーか。ただただそれだった。
オレ自身が、コイツに負けたくねぇ!!!ってそんな気持ち。
そのまんまで、行きたいね。
競うことがバカバカしいとは思わない。
あさましいとは思わない。
それが本当の本当に、戦いであるならば、安易に避けては通れないだろうから。
心やその思いの果てを征くなら、挑む中で戦うことはあるべきものなんだと思う。
自分にも、挑んでいたいな。とことん。
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