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田舎のドン引き風物詩にご注意を

全体的に、虫が嫌いな人は読まない方がいいかもしれない。田舎に移住を考えてる人は虫嫌いでも必読!

 ふと思い出して書いてますが、屋久島の流し虫、琵琶湖のビワコムシ、等、探せば他にもあると思いますが、特定の地域に季節の風物詩として特定の虫が大発生する時期が存在したりします。

 人によっては移住を後悔して、本当に引っ越してしまう人もいるくらいなので、田舎への移住を考えている人は、事前調査の時に確認した方がいいでしょう。地元の人にとってはもうあたりまえの現象なので、サラッと聞いてもその場では思い出して言ってくれることは無いのでご注意を。

 自分の住んでる地域(今のところ非公開)ではここまで酷いのは無いですが、梅雨はムカデが出始めたり、家の光に集まってくるカゲロウや羽根蟻が増えたり、草の成長スピードが上がったり、力強い生命の息吹を感じてポジティブになりつつも、ネガティブな気持ちも払拭しきれません。

 あ、一つ思い出しました。大規模な鶏舎が近くにあると、めっちゃ臭いです。耐えられない人もいるかもしれない。鶏舎側も気を遣っているのかどうかわかりませんが、特定の時間帯だけ匂いが漂ってくるので、移住先の家探しの時には気づきにくいと思います。

 これもまたドン引きというほとでもないのですが、3年程米作りをしていた時に気付いたことがあります。中干しの時期に田んぼが臭くなるんですね。自分の田んぼだけじゃなく、全部かまではわかりませんが、隣町の田んぼも同様でした。
 正確な話ではないのですが、田んぼの土と一緒にカエルや水生生物もお亡くなりになるのでその死骸の匂いだ、と地元のおじさんから聞いたことがあります。あんなに大量のカエルがいたんだもの、そりゃみんなこの中干しで助かるわけじゃないよな。そこに自然の循環を想い、そのアウトプットとしての美味しいお米に抱くイメージの解像度がちょとだけ上がりました。合掌。

 ちなみに、元々虫の中でも蝶とか蛾が飛び抜けて嫌いだったので、移住の時心配でしたが、半年で慣れました。
 ムカデは移住するまで言葉しか知りませんでしたが、田舎の家では家の中での出没も珍しくないです。今では、「じっとしてヤツに危害を加えなければ刺されることはない」という仮説を立てて、実際体の上をお通りになるのをじっと耐えた経験も得ました。
 アシダカグモを初めて家で見たときは、心拍数が上がり汗が滲みどう対処したらいいかわかりませんでしたが、ゴキブリハンター、軍曹、ということを知ってからは、むしろみかけたら「頼むぜ!」と頼もしさを感じるほどになりました。


大概は慣れます。


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