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Amazonのページはいつまで育てればいいのか?

私もよく言いますがAmazonのページを育てましょう!って言葉を目にすると思います。

育てる必要性は理解したけど結局いつまで育てなければいけないのか?
いつまで販売価格は下げたままにしておかなければならいのか?

この辺りがわからないとご質問をいただくことがあったので、私の判断基準の一つではありますが、noteで解説してみようと思います。

リサーチしてベンチマークをつけた商品と同等もしくはそれ以上に売りたい場合

今回はベンチマークをつけた商品と同等以上に売っていく基準で解説します。

まずはSEO(検索順位)をライバルよりも上にくるまでは販売価格も下げたまま、広告もガッツリかけ続けます。
検索順位がライバル以上になるまでは耐えましょう。

結構、ライバルの近くまで押し上げてあと一歩というところで価格を上げたり広告を取り下げたりして販売件数が落ちて検索順位が下がっちゃうなんてこともあります。
ここはしっかりと耐えていきたいところです。

ちなみにライバル以上になるということは、すべてのキーワードでライバル以上になるということではないです。
キーワード別で検索順位は異なります。
購入に結び付くキーワードで検索をしてみて、それらのキーワードでライバル以上になるまで育て続けます。
購入に結び付くキーワードの選定は広告運用とも関わってきます。

検索順位を上げている間に広告費の最適化も図ります。
ユニットセッション率(成約率)の底上げ、スポンサープロダクト(広告)のチューニングです。

ユニットセッション率が低いとクリック課金型のスポンサープロダクトではパフォーマンスが悪くなります。
そのためユニットセッション率を底上げしていく必要があります。

ユニットセッション率を底上げするためには販売ページを常にブラッシュアップするようにしてください。

スポンサープロダクトをチューニングするときはオートターゲティングからレポートを引っ張って、成約率の悪いキーワードやコスパの悪いキーワードを除外する。
逆に良いキーワードでマニュアルターゲティングに設定していないものがあればそれをマニュアルターゲティングに入れていく。

このときにユニットセッション率の高いキーワードは検索順位を上げていきたいのでマニュアルターゲティングも倍以上の入札額で設定してください。

それらのキーワードが上位表示されることでユニットセッション率の底上げにもつながります。
そのため、これらのキーワードはライバルよりも上位に表示させたいところです。

検索順位が無事にライバルよりも上位表示されたら販売価格を徐々に上げていきましょう。
販売価格を上げればそれに比例して販売件数も徐々に落ちてきますが、最終的に月間の利益額が一番大きくなる販売価格で調整するようなイメージです。

販売価格が低すぎると、在庫回転率は良いけど利益額は大きくならないですし、販売価格が高すぎると利益率は高いけど販売件数が少なくて利益額が減ります。
最適な利益額になるように細かくチューニングしていくことが大事です(^^)

以上がAmazonのページを育てるときに考え方です。
細かなノウハウなどは省略しましたが参考にしていただけたら幸いです。

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