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思考メモ 1

このノートでは、基本的には旅のことを載せてきた。
でもプロフィールにある通り、日々のメモや思考についてのメモもやるつもりだ。

たまにはそういったノートも残していこうと思う。

今回残したいのは、シンプルに説明できるヒト程内容を理解しているということ。

アインシュタインも言っている通り、『6歳の子供に説明できなければ、理解したとは言えない。』

要するにそんなとこ。

しかし、僕もコーヒーを始めたての時は横文字を多く使ったりとか専門用語を使うのがカッコいいと思って多用していた。
そっちの方が"知識ありますよ感"も出せるし自分目線ではカッコいい気もする。
でも今思えば、人目線で見れば隠れたくなる程にダサかった。
やっぱりそれを続ければ敬遠されていくと思う。

そんな時期もあったので、色んな視点に合わせて話す重要さが身に染みる。

始めは素直に質問できても、専門用語が多発していく内に質問しづらくなって最終的には気まずくなることもよくあった。

海外でも色んな仕事をしたし(大したことは何もしてないけど…笑)、色んな業種の人と関わって仕事をしたり飲みに行ったりした。

その中で思ったのは、本物はシンプルで分かりやすく説明してくれるということ。もちろん話し相手がある程度知識のある人だと分かれば、そのレベルの話をしてくれる。
いわば相手目線に立って説明をする。

ただ質問をしても的を射た答えをくれない人は、それらの人と比べて、分かりにくかった(僕の理解力の問題もある)

例えば海外帰りの人だと英語をちょくちょく挟んだ説明をしてくれるけど、やっぱり分からないことが多い。
でもネイティブレベルに話せる人程、極力英語を挟まないで(挟んだとしても説明してくれる)視点を下げて説明してくれる。

海外本の翻訳(日本ver)でも、分かりやすい翻訳者と分かりにくい翻訳者がいると思った。

僕の場合はコーヒーでもそうだし、海外豆の定期購読の仕事もそうだけど、割と専門用語が出てくる。

そこでいかに視点を下げて分かりやすく説明できるかが大事なのだと思う。

例えば、定期購読の場合"サブスク"とか"EC"とか業界では当たり前の用語だけど、業界じゃない人からすればアラビア語並みに意味が分からないと思う。

コーヒーの場合だと、"テクスチャー"とか"スペシャリティコーヒー"とかもそうだ。”COE”とかも意味不明。

だからこそ、人に合わせた視点で専門的な事を伝える。もしくは伝えないことも大事なのだと思う。

たまに熱が入ると、そこを忘れて話してしまうことがあるので、備忘録として残したい。
シンプルに説明して理解してくれた時がやっぱり嬉しい。

もちろん究極形は"説明抜きでとりあえず飲んでみて"
って感じでコーヒーを出して、それを感じてもらえたら1番ハッピーなのだと思う。

#本物は説明不要説




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