![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/129563167/rectangle_large_type_2_508c5014c03ee02184a9d5d73f18de1e.png?width=800)
今さらですが、家の寒さ対策について
真冬真っただ中に寒さ対策と言っても、今さらって感じですが、
寒い時には寒い話題をご提供したいと思います。
■家を新しくするだけではない
1、窓をどうにかする
リフォームで窓の性能を上げれば効果的だということは周知の事実として分かっていても、費用や手間などを理由に実施されていないご家庭も多いと思います。
自分で簡単に出来る方法としては、
窓ガラスに断熱フィルムを張る
窓に厚手のカーテンを設置する
朝晩は雨戸やシャッターを閉める
窓の隙間をテープなどで塞ぐ
などの方法があり、ホームセンターなどで対応グッズが販売されています。
また、時々、タンスなどの家具が窓をふさいでいるご家庭がありますが、窓から入る日射が遮られてしまうので、家具の設置場所には気を付けましょう。
2、暖房器具を動かす
雪国でなくても冬には暖房器具はご使用になっていると思いますが、光熱費を懸念して、使用を控えているご家庭もあるかもしれません。
光熱費を下げるために暖房器具を我慢した結果、体調を崩してしまったら、医療費が掛かったり、お仕事や家事などに支障をきたしたり、して光熱費以上の出費・損失につながるかもしれませんので、我慢することは全くお勧めできません。
光熱費が気になるのであれば、使い方と機器の交換がお勧めです。
機器の交換は、省エネタイプの暖房器具への交換です。同じ出力でも消費エネルギーが減らせられれば、無理なく光熱費が削減できます。
使い方は、サーキュレーターなどと併用して暖気を対流させたり、家族がバラバラの部屋で過ごさずに集まって時間を過ごすのも暖房効率が上がります。
3、足元を暖める
「頭寒足熱」という言葉の通り、足元を暖めることは健康にも良いとされています。
暖かい空気は上方に集まりやすいので、前述した通り、暖気を対流させることで暖気を床の方に流すのも効果的です。
また、局所的な暖房とはなりますが、ホットカーペットやコタツなども足元を暖めてくれるので効果的です。
4、水まわりを暖かくする
暖房器具を新たに設置するならば、断然、水まわりに設置することをお勧めします。
浴室、洗面脱衣室、台所です。
その理由としては、
毎日の暮らしで必ず使用する
衣服を脱ぐ
水を使う
など、居間や寝室よりも暖房があることでお体の負担が軽減されます。
浴室は防水性なども必要なので、浴室専用の暖房器具を設置することが望ましいですが、洗面所や台所などは置き型の暖房器具でも十分暖められると思います。
■リフォームで対策するなら
断然、窓をどうにかしてください。
床や壁、天井などの断熱は大変有効ですが、真っ先に手を付けるべき箇所は窓です。
それほど、窓から熱が出入りしやすい のです。
窓の性能を上げずに断熱材を入れるのは、ダウンジャケットをチャックを閉めずに着ているようなものです。
逆に言えば、窓の性能を上げても、床や壁などに断熱材を入れていないのは、超薄手の上着をチャックを閉めて着ているようなものなので、もう少し暖かくするには、「羽毛」に匹敵するものが必要です。