見出し画像

お名前は?

新学期、新年度になり、交流関係が新しくなっているこの時期、
初めての方のお名前を覚えるのに苦労している方も多いと思います。

最近では、名刺をいただくと、何とお読みした良いのか分からないお名前の方も増えてきていますが、ご本人からは苗字のみを名乗られるので、お名前は何とお読みしたら良いのかお尋ねすることがあります。

あなたのお名前は?


■建築業界にもパッと見では分からないお名前が増えています

1)部屋名

LDKがリビング・ダイニング・キッチン と言うのは定着してきましたし、WIC・SICがウォークインクローゼット・シューズインクローゼット と言う所まではご理解いただけると思います。

文字の省略にもなっていますので、私も良く使用しています。

しかし、DEN(書斎)やパントリー(食品庫)という表記はどうでしょうか?

なぜ、書斎をDENと呼ぶかも良く分かりませんが、そもそも省略にもなっていませんし、パントリーよりも食品庫の方が文字数が少ないので本末転倒ではないでしょうか?

でも、アルファベットやカタカナ表記の方がカッコいいですね。

2)数値

これが近年、建築業界で乱発されている良く分からないお名前たちです。

  • UA値 外皮平均熱貫流率

  • C値  相当隙間面積

  • Q値  熱損失係数

数値が高い方が性能難かったり、逆だったり、
そもそも漢字を見ただけではどんな意味なのか分かりづらいですよね。

建築業界はこうした分かりづらい数値を使って競い合うのが好きな気がします。数値化しないと良い家にならないとでも考えているのかもしれません。

3)資格・検定・認定

建築業界の資格で有名なところでは、建築士や施工管理技士がございますが、それ以外にもたくさんの関連資格、検定、認定などがございます。

○○アドバイザー、○○コーディネーター、○○スペシャリスト・・・

一体いくつあるのか分かりませんが、
専門性の高いものから、研修のみで取得できるものまで幅広く存在します。

ちなみに、私の持っている資格・検定・認定などの一部をご紹介します。

  • 一級建築士、二級建築士

  • 福祉住環境コーディネーター2級

  • 埼玉の木づかい耐震エコリフォーム相談員

  • 風水インテリアアドバイザー2級

  • 江戸文化歴史検定3級

建築・福祉・耐震・エコ・風水・江戸文化・・・・・、
見境が無いとは言わないでください・・・、
一応、最後の検定以外は建築関連のものです。

社会人になっても勉強することは大切ですので、勉強は続けなければと思いますが、資格を取ることに満足してしまうことが無いように気を引き締め、役立て方を考えていきます。

4)会社名

会社が統廃合して名称が変わることがありますが、
その会社のルーツまで変わってしまうことがあります。

この会社って一体、何の会社だったっけ?

時々、同業者とそんな話をすることがあります。

昔は、専門性の高い会社だったけど、
会社が大きくなって名前と一緒に色々と変わってしまった、
などと愚痴めいた話が酒の肴になることもありますが、
それも時代の変化なのかもしれません。

■最後までお読みいただきありがとうございます