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【バイク入門🏍️】03_バイクを注文する

こんにちは、Suzumuraです。
今日は秋雨、いよいよ寒いのでしかたなく衣替えを始めました。
私は鼻炎持ちということもあり、秋冬物の衣類を少しずつ洗濯しています。

さて、今回は私がHONDAの「GB350S」を注文するまでの過程を紹介したいと思います。

<GB350/GB350S>

現在、HONDAの251cc以上の新車はホンダドリーム店の専売制になっています。つまり、ドリーム店以外のバイク店では購入できません。
うろ覚えですが、私が学生の頃は街のバイク店でも購入できたような気がします。
今回もまずは近所のバイク店に相談に行ったのですが、GB350Sは取り扱っていないのでドリーム店に行くよう親切に教えてくれました。

<ホンダドリーム>

ドリーム店には行ったことが無かったので、まずはネットで調べてみたところ、幸いにも自宅の近くに店舗がありました。
ドリーム店は飛び込みだと対応してもらえないことがあるようなので、近所の店舗に電話で来店予約をしてから伺うことにしました。

ドリーム店は白と黒を基調としたモダンな外観デザインです。
近所の店舗の出入口前にはレンタル用のバイクが、店内に入ると左右に納車予定のバイクや販売中の新車・中古車がずらりと展示されていて、いやでも気分は盛り上がります。

近所のドリーム店は活況の様子、スタッフの皆さんはとても忙しそうです。
受付らしい受付はなく、目が合ったカウンターのスタッフの方に声を掛け、しばらくすると担当の営業スタッフの方に繋いでもらうことができました。

私のなかでは第一候補はGB350Sと決まっていましたが、プロの提案を聞いたら考えが変わるかもしれないと思い、まずは自分の希望条件だけを営業さんに伝えてみることにしました。

営業さんから候補として提案いただいたのは「CB250R」と「REBEL250」でした。前者は私の第二希望のバイク、後者はいま人気のクルーザー型(ひと昔前はアメリカンとも、ざっくりいうとハーレーダビッドソンのような見た目)のバイクです。

<CB250R>

<REBEL250>


私はネイキッド型が好みですが、学生のころはクルーザー型も好きだったのでREBEL250にも興味を持ちました。
ただ、営業さんいわく、私にはREBEL250のシート高が低すぎるかもしれないとのこと。さっそくREBEL250の展示車両に跨ってみるよう提案いただきました。

エンジンがかかっていない展示車両とはいえ、久し振りにバイクに跨るのは緊張しました。シートに座ってひざを曲げてみると、確かにやや窮屈に感じます。これは長時間乗っていると身体に負担がかかりそうです。
ついでに隣にあったCB250Rも試してみるよう勧めてくれました。こちらは自然な乗車姿勢です。胸の高鳴りを感じます。やはり私にはネイキッド型の方がしっくりくるようです。

ただ、残念なことにCB250Rは生産が一時停止しており、納期はまったくの未定、一年くらい先になるかもしれないとのことでした。
そのかわり、私が先ほど跨った展示車両はじつはHONDAの認定中古車で状態も良く、すぐに乗り出すことができるのでこちらを購入してはどうか、と提案がありました。
GB350Sのことも尋ねてみようと思ったのですが、次の約束があるのか営業さんは早口で慌てている様子だったので、今回提案いただいたふたつの車両のお見積りとパンフレットをいただいて初回は終了としました。

自宅で色々と調べたところ、コロナ禍のバイク人気と各メーカーの生産遅延等の影響でバイクの中古価格が高騰しており、中古車は新車と同等かそれ以上の価格で販売されているようです。確かにドリーム店で紹介いただいたCB250Rの認定中古車も新車と同等の価格でした。
珍しい車両など特殊な事例を除けば、中古車のメリットは「すぐに乗れること」と「割安なこと」だと思います。
メリットのひとつが無いとなると拙速な判断は禁物です。一日でも早く乗り出したいというはやる気持ちを抑え、GB350Sの話を聞くためにドリーム店に次の予約を入れました。

数週間後、再びドリーム店に伺いました。今日も営業さんは忙しそうです。さっそく営業さんにGB350Sのことを尋ねました。
CB250Rと同じようにGB350Sも諸事情で生産を一時停止していたのですが、ちょうどマイナーチェンジ後の新型の生産開始の目処が立ったので予約の受付を開始したばかりとのことでした。
予約には申込金が必要ですが、納車前までであればキャンセルも可能、キャンセルした場合は申込金も返金する、との説明です。

まだGB350Sの実物を見たことが無かったので、営業さんに展示車両があるか尋ねたところ、すぐにレンタル用の空き車両を手配してくれました。
乗車姿勢は問題なし、シートの感触も良好です。営業さんから促されてエンジンをかけてみたところ、想像以上の迫力です。ドッドッドッという低音の鼓動が耳だけでなく全身に伝わってきます。胸の高鳴りが止まりません。

もうGB350Sの予約を入れようと決めかけたのですが、家庭内の稟議を回す必要があることをギリギリのところで思い出し、自宅でゆっくり悩むことにしました。

CB250Rの認定中古車であればすぐに乗り出すことができますが、メーカー保証は六ヶ月間です。価格も新車と変わりません。
GB350Sの新車は納車まで二ヶ月ほど待つ必要がありますが、メーカー保証は三年間です。
初志貫徹、今回はGB350Sを購入することに決めました。
もしCB250Rの新車が普通に購入できる状況であれば、こうも簡単には決断できなかったかもしれません。

家庭内の稟議も無事通過し、三度目の訪店でGB350Sを予約しました。
ちなみに、予約時にいちおう値引きの交渉も試みました。
が、さすが世界のHONDA。
この活況下ではけんもほろろに断られてしまいました、無念。


今回は以上になります。
次回は04_「オプションを選ぶ」を書きたいと思います。
では、また!


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