King Gnu「THE GREATEST UNKNOWN」③

King Gnuを知った日

僕がはじめてKingGnuを知ったのは、2019年のMステだった。
既にヒット曲である「白日」を発表していて、勢いのある新バンドとして出演していた。今振り返るとKingGnuとしては瞬く間に売れ出して一気にライブやメディア、フェスなど露出も増えるタイミングだった。
そこで知ったことでライブ規模が大きくなったり、バンドがどんどん大きくなるのをファンとして目の当たりにできたため、絶好のタイミングだったと思う。
Mステで見てファンになったのは、その登場の仕方やビジュアル、パフォーマンスに衝撃を受けたから。
元々別なアーティスト目当てで見ていたが、一気に虜になった。
その回では、Slumberlandを披露していて、ビジュアルや世界観がアンダーグラウンド感があったのと、何より曲がそれまで聞いたことのない、様々なカルチャーをミックスしたコラージュのような音楽性で度肝を抜かれたのを覚えている。

一貫性

バンドの魅力、また人気の理由は、初期から一貫性のある曲の世界観とビジュアル、曲のふり幅にあると思う。
初期から最新アルバムまで、多数の曲を発表しているが、曲のふり幅が尋常ではない。ロックに振った曲、ポップスに振った曲、バラード等、ジャンルを挙げればキリがないが、さらに魅力を感じるのがその中で世界観に一貫性があること。
どの曲を聴いても、「KingGnu感」（言葉では表せない）がある！今回のアルバムも曲調が全く違う曲が集まっているのにコンセプトに一貫性があり、アルバムとしての魅力が最大化している。
またビジュアルに関しても初期から変わらずアンダーグラウンド感が曲の世界観にマッチしていて魅力を爆増させている。
一貫性はバンドに限らず人や物の魅力を倍増させるポイントだと感じた。

魅力を語りつくせないのでまた今度記事を書く！