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合作杯参加レポート

12/2に東京MTGさんで開催されたミドルスクールの大会である『合作杯』に参加してきたので、そのレポートを書いていければと思います。

ミドルの記事を書くのが初めてなので、簡単な遍歴等も含めて書いていければと思います。大会レポートとは関係ないため、必要なところだけ読んでいただけますと幸いです。


ミドル遍歴と大会参加の経緯

数年前に、大学の頃に統率者戦を遊んでいた友人達の界隈でミドルスクールという旧枠の頃のカードで縛った環境があってけっこう面白いよという話を聞き参戦しました。自分がmtgを始めたのは中学生の頃で、初めて買ったパックはネメシスだったので世代的にバッチリ刺さる環境でした。

最初は、高校生の頃に組んでいたなんちゃってメガハンデス系のデッキを久々にやってみたいと思ったのと、デュエルファイター刃の《罠の橋》の対戦回が大好きだったこともあり、我流で『BWエンプティハンドロック』を組んで遊んでいました。
晴れる屋大宮店がオープンしてミドルの大会始まった頃にこちらのデッキで何度か大会にお邪魔したりもしていました。懐かしいカードがたくさん出てきて、参加者の方々も紳士的な方が多く大会中すごく楽しかったのを覚えています。

何度か大会に通っているうちに、エンプティハンドロックはデッキとしては好きなものの大会上位に勝ち上がるには少し厳しいと感じることが多くなり一度デッキを考え直すことにしました。
大学の頃からのmtg仲間のとろchといろいろフリプで遊ばせてもらっている中で、『ランドスティル』が自分目線で対戦していて一番厳しい相手と感じました。いろんなデッキと渡り合えそうないいデッキだなぁと感じたため、リストを共有していただきランドスティルの練習を始めました。
その後何度か大会に参加し、一度だけLet's5 ミドルスクールで4-1の成績を出すことができました。

その後、元々統率者戦のほうに重心を置いていた人間だったためしばらくミドルから離れてしまっていましたが、何かのきっかけがあればまた復帰してみたいと思っていました。
そんな中で、一度ご挨拶をしてみたいと思っていた廃chanさんが大会上位賞の賞品をデザインされる大会があると知り、大会にもいらっしゃるとのことだったのでとてもいい機会と思い大会に参加することにしました。しばらく会えていなかったミドル勢や、以前添削さんイベントの限築杯でお世話になった方々にもご挨拶できそうだったため、そういった機会ができてとても嬉しく思いました。

そんな経緯で今回ミドルに復帰することにしました。

デッキ選択

今回は『リアニメイト』を選択しました。リストは下記になります。

[クリーチャー]
1《朽ちゆくインプ/Putrid Imp》
1《マローの魔術師ムルタニ/Multani, Maro-Sorcerer》
4《幻影のニショーバ/Phantom Nishoba》
4《土喰い巨獣/Petradon》
1《怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrath》

[スペル]
4《水蓮の花びら/Lotus Petal》
4《入念な研究/Careful Study》
4《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
4《強迫/Duress》
4《再活性/Reanimate》
4《死体発掘/Exhume》
1《生+死/Life+Death》
2《暴露/Unmask》
1《炎の嵐/Firestorm》
1《神秘の教示者/Mystical Tutor》
4《納墓/Entomb》

[土地]
4《真鍮の都/City of Brass》
4《宝石鉱山/Gemstone Mine》
4《知られざる楽園/Undiscovered Paradise》
3《沼/Swamp》
1《地底の大河/Underground River》

[サイドボード]
1《隆盛なるエヴィンカー》
4《ドルイドの誓い》
3《要塞の計略》
2《棺の追放》
2《天啓の光/Ray of Revelation》
1《解呪/Disenchant》
1《帰化/Naturalize》
1《次元のほころび/Reality Ripple》

元々使用していたランドスティルを使う選択肢もあったものの、1年以上ブランクがある状態でコントロールを握るのは難しいと感じ、わかりやすい動きで押し付けができるコンボデッキを選びたいと思っていました。

一旦ランドスティルでいろんなデッキと対戦して当日使うデッキを考えようと思い、Discordの『MTGミドルスクール対戦』鯖にお邪魔して対戦をさせていただきました。
そこでとろchと再会して対戦後にいろいろ雑談していた際、リアニメイトが個人的に気になっておりいいリストがあるか聞いてみたところ、ちょうど大会でも使ったことがあるリストがあるとのことで見せていただきました。

見せていただいたリストですが、下記の点がとてもいいと感じたため、不足パーツを見積もってすぐに組み始めることにしました。

  • 元々mtgの戦い方でシルバーバレットが好きなため、《納墓》からどのクリーチャーを落とすかを状況によって選択できる(フラッシュバック付きのスペルも選択肢にできるのが魅力的でした)。

  • サイドボードの《ドルイドの誓い》と《要塞の計略》で墓地対策に多少の耐性を持たせて戦える。

  • マナ基盤が5色なので、採用カードの自由度が高そうだった。

デッキ完成後は約1週間ミドル鯖で連日いろんなデッキとお手合わせさせていただきました。
クリーチャー除去と墓地対策の両方が効いてしまうため対処が間に合ってしまうと厳しいことが多いですが、押し付ける力は強いのでしっかりデッキが回ればいろんなデッキと戦うことはできそうと感じました。

一番キツいと感じたデッキが『補充』で、3時間くらいスパーリングして勝率2割もいかなかったため、当日当たらないことを強く祈りました(最低2人使い手さんが参加することがわかっていたため)。
また、使用者が多いと予想される『ゴブリン』には相性がいいと事前評価で伺っていたので、ミドル鯖での対戦経験は今回は積めませんでしたが当日当たることができればいいなと思いました。

デッキが歪んでしまっていないか懸念はあるものの、対戦しながら試したいカードを入れたり抜いたりして少しずつデッキの微調整を行い当日に臨みました。

大会レポート

大会のメタゲームブレイクダウンは主催者様が記事にまとめてくださっているのでそちらをご覧ください。

各ラウンドの試合内容を簡単に書いていければと思います。少し日を開けてしまったため記憶が曖昧な箇所や、記憶違いで他の方のレポートと内容に差があるかもしれませんがご了承いただけますと幸いです。

R1:The Rock ××

G1:
後手。けっこうな回数のマリガンでスタート。
《脅迫》から入られデッキタイプがリアニメイトであるとバレる。こちらも《脅迫》から入り何事もなければ次のターンで一回リアニができそうと思っていたら、1マナ浮き状態で《ファイレクシアの炉》が設置される。

????????????????????????
メイン戦ですよね?《脅迫》したとき持ってなかったですよね??
この日一番の悲鳴を上げた後、複数リアニできるまで繋げられず炉に絡まり続けて負け。

後でお話を聞いたところ、キャントリップもついていて腐りづらいのでサイド節約のために1枚だけメインに入れているとのことでした。あんまりだよこんなのってないよ(お見事でした)。

G2:
お互いにハンデスを打ち合ってハンドがスカスカになりしばらく今引き勝負になる。まだ自分の仕掛け札が揃っていない段階でお相手のハンドが1枚だったところに、こちらに効く有効稗だったら嫌だなぁと思い《脅迫》を打ったところ《沼》だったため無駄打ち。
※致命的なプレミ

しばらくした後に《ドルイドの誓い》が引けたため、《破滅的な行為》あったら嫌だなぁと思いながら設置したところ、即堕ち2コマのように設置されて盤面が流れ《樹上の村》にしばき倒されて負け。

ハンデスは除去であり打ち消しなんだからもっと大事に使おうという学びを得ました。以後気を付けます。

R2:5Cスレッショルド ×〇×

G1:
後手。土地が無かったりパッケージが揃わなかったりでハンド3枚でスタート。
最終的に《納墓》《再活性》《土地》でキープできたので、ハンド3枚までは一応ゲームできる可能性があるのはありがたいなと思いました。
仕掛けた後《意志の力》にぶつかり負け(ゲームができるとは言っていない)

G2:
うまく《ドルイドの誓い》が設置できて除去されずキープし続けられたため、ファッティ確定ガチャを回し続けて勝ち。

G3:
《ドルイドの誓い》を2枚設置するも両方除去され生物に殴り続けられる。
デッキが張り切ってくれて3枚目の《ドルイドの誓い》が引け《脅迫》から入れるという最高の動きができたものの、公開された中の落とす選択肢が《恐怖》と《意志の力 ※ピッチコストなし、素撃ち不可》だったところで、何を思ったのか《意志の力》を選択してしまう。
結果として、《ドルイドの誓い》は設置できたものの、捲れた《幻影のニショーバ》が《恐怖》で逃げ出し、ガラ空きになったところをライフぴったり分のクロックに襲われ負け。

純度100%のプレミのため何も言うことがないですが、たぶん何故かオースでアクローマが捲れる自信があったのか、急に頭がランドスティルに戻って置いたオースを守るために打ち消し減らしておかなきゃとか変な考えがよぎったのかと思います(打ち消し合戦するデッキではないためマジで意味不明)。
デッキは頑張ってくれたのに乗り手がバグって勝機を逃すという最悪の結果になってしまったので、けっこう引きずりました。

G3:Bye

2敗した状態でのByeは上位残るのほぼ無理だよと聞いたのでここからは動く死体になってしまいそうでしたが、さすがにこのまま終わるのはいろいろ辛すぎるため脱出できる可能性を信じながら死の国で戦い続けることを選択。

試合時間の合間に添削さんとフリプができたのでその内容も残して置ければと思います。
※時間の都合で試合はメイン1戦、サイド1戦の時点で終了。

添削さんフリプ(RUGマッドネス) ×〇

G1:
先手。《波止場の用心棒》が無理過ぎて負け。メインに入れている《炎の嵐》はこういう状況で負けるのが悔しすぎるのでディスカード手段も兼ねて1枚刺していましたが、残念ながら引けず。

G2:
《波止場の用心棒》と《トーモッドの墓所》のリアニ殺しの構えで絶望的な状況でしたが、とろch座学で教えてもらった『死体発掘→トーモッド→納墓』の脱獄ムーブで《隆盛なるエヴィンカー》を釣るのに成功して勝ち。

G4:エルフ ×〇〇

G1:
先手。《暴露》を自分に撃って肉を埋めて釣ろうと思ってキープしたところ、ピッチコストの黒いカードが釣り針しかなく話が違うとなり順当に死亡。こういう自分要因のミスは本当に減らしていきたいと思いました。

G2:
《隆盛なるエヴィンカー》を2Tにリアニしたところで投了をいただいたため勝ち。

G3:
少し出遅れてしまい《適者生存》が出てしまった後だったものの、《隆盛なるエヴィンカー》をリアニしたところで投了をいただいたため勝ち。

《隆盛なるエヴィンカー》は自分がmtgを始めた頃に一番欲しかったレアカードだったので、活躍させてあげられて嬉しかったです。

G5:補充 〇〇

G1:
フラグ回収。補充戦です。
先手。《幻影のニショーバ》のリアニが早めに決まりクロックを始める。一度《補充》まで行かれてしまったものの、出てきたのが《オパール色の輝き》・《浄化の印章》・《調律》でクリーチャーに触れるものがなかったことと、返しターンで《怒りの天使アクローマ》を出すことができたためクロックが間に合い勝ち。

G2:
《土喰い巨獣》のリアニが成功して足止めに成功。その後《退去の印章》で対処されてしまったもののなんとかその時点で即死はせず、《朽ちゆくインプ》から再度埋めてリアニし直しクロックが間に合い勝ち。

補充と言えばこの人という某巨匠さんとのマッチでしたが、なんとか勝つことができました。

G6:補充 ×〇〇

G1:
先手。埋めるカードと釣り上げるカードの組み合わせを間違えてキープして出遅れる。何回間違えるんでしょうねこいつ本当に。
お相手さんの出だしが少しゆっくりで土地がWUだったのでランドスティルとかかなと思っていたら、噛み合ったところからいつもの動きになり補充と判明。順当に補充され負け。バッチリ補充使用想定者2名とも踏みました。一級フラグ建築士に転職した覚えはないんですが。。

G2:
ハンデスで前方確認してクリーチャーがハンドにないことを確認できたため、2T目に《要塞の計略》から《土喰い巨獣》が着地。先手だったため自分の土地も1枚巻き込んでしまったものの、土地1枚分だけでもテンポを遅れさせたのが効いたようでクロックが間に合い勝ち。

G3:
墓地対策が設置されなかったため《納墓》で《マローの魔術師ムルタニ》をリアニすることを選択。その後は有効稗を見つけられる前になんとかクロックが間に合って勝ち。

結果

Bye込みの4-2で12位でした。
結果的に勝つことはできたものの補充と2回当たり、当たることを願ったゴブリンとは一度も当たらないという大会前の祈りがすべて裏返ったマッチングになっていました。
※ゴブリンは多くが上位に進んだため、当たるには序盤の試合で踏むしかなかったみたいでした。

自分要因のミスがあまりに多くてデッキに申し訳ない気持ちでいっぱいだったため、そういうミスをできるだけ起こさないよう練習を続けていきたいと思いました。
ゴブリン戦も一度も実戦をしていないので実際に当たったらどうなっていたかわからないので、今後もいろんなデッキと対戦していきたいです。

最後に

久しぶりのミドルスクールの大会でとても楽しかったです。ご挨拶したいと思っていた方々にもご挨拶でき、大会中やFarseekの打ち上げも含めて新しくミドル界隈の方々ともお話させていただけて嬉しかったです。
廃chanさんとyaruさんと種族王のEDHもできて、やりたいことをすべて楽しめた大満足な一日でした。

大会を開催してくださったナヤナベさん・添削さん、開催場所を提供してくださった東京MTGさん、素敵な賞品を描き下ろしてくださった廃chanさん、Farseek貸し切りで打ち上げをさせてくださった荒木さん、リストを共有してくれてデッキ相談や調整に付き合ってくれたとろchに心より感謝いたします。ありがとうございました!

参加された皆様もお疲れ様でした。また大会やミドル鯖への顔出しも少しずつしていければと思いますので、もしお手合わせする機会がありましたらその際はよろしくお願いいたします。

ここまで読んでくださりありがとうございました!

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