雀王戦D2リーグ第1・2節

前回の記事からの続きではありませんが、振り返ってみましょう。
ただ、第1節は反省点無くただただ地獄を体験してきただけなので振り返りが出来ません。(そもそも精神力だけで打っていた状況)
なので、第2節に絞って振り返っていきたいと思います。

第2節1回戦

同卓者は佐々木、完、赤塚の3人。
この中で同卓したことがあるのは佐々木プロで、過去にオータムセットを行ったり過去のリーグ戦や直近の特昇リーグ、雀竜位でも当たったりと恐らく1番当たっている人物。天鳳元9段で守備力が高く形式聴牌の仕掛けも上手い為、先制を許したくない打ち手である。それを踏まえて…

序盤は完が親番で稼ぎ、佐々木が満貫ツモと言う2人が走る展開。親番の南3局までほぼほぼ2人のペースだったが南3局親番で發のみポンテンの1500をスルーし同巡ドラ表示牌の8sを重ねたシャンポン立直。追っかけ立直が来るも發をツモり2000ALL。 2人に接近するも次局は聴牌を入れられずにオーラスへ。 最後は5巡目に完プロが満貫のツモあがりで3着スタート。

第2節2回戦

東4局南家・国士無双気配があった対面の完、下家の赤塚は索子をバラ切り。そのような状況で4s5sが共に場に3枚打たれている36s待ち聴牌。打点はドラ1。 完が78巡目に北の対子落としをしていたのだがこの待ちなら勝負できると立直。完から1発目に打たれる2s…(´・ω・`) だが、この局は1発で6sをツモり満貫の収入。 佐々木を親被りさせてトップ目に。

南2局北家・親番が無くなるもトップ目で親番を流しに行こうと6巡目に8mをチー。その時の形が23467s45p55m西 チー678 ドラ發 自分の目から4枚目の58mをチー。西は生牌だが字牌を固めている人が居なくて安全牌候補。
次巡に佐々木からカンの発声。ドラの發をカンしてそのまま5mをツモ切り立直。ツモが2pで完全安牌が5mの2枚のみ…ここで佐々木の發カンとツモ切り立直を読む。發切り立直でも良かった。發カンしてダマでも良かった。どちらでも僕は降り気味になる可能性が高い+ラス目の親はどっちにしろ来る。この点から立直を行っても出あがり率が変わらないorむしろ上がる。ここから考えた時に西単騎か西とXのシャンポン待ちなら立直を打てると考えて5mを落とした。完が西を切り西単騎だった佐々木が12000の加点でトップ目に。裏が1枚乗ってたので僕が一発目に西を打っていたら16000の放銃になっていた事を帰り道で話しました。

そしてオーラス。トップ目が佐々木で僕が2200点差の2着目。3着目赤塚プロは僕と11200点差。ラス目の完は赤塚を倍満ツモでも捲れない状況。その状況で14巡目に完プロが6p切りの先制立直。その時の僕の手牌がコレ。


ここで立直一発目に3pを持ってきてノータイムでカン。理由としては自身がテンパイしたかった。もう一つが立直者の打点を上げて跳満ツモって貰おう作戦でした。結局ドラは4mだったので計画通り。そこで掴む5s…感覚では当たり率50%超え。ツモってくれることもある為我慢の1s。そして降りている気配の佐々木が手詰まり僕が先に処理していた5sと立直の現物で2s切り。当たった場合でもメンタンピンドラの満貫なら裏が2枚乗らなければ着ダウンしない。(三色は否定)
40%の確率で+41.5ポイント、50%の確率で-8ポイント、10%の確率で-32ポイントと考えて自身の現状のポイント状況込みで打5s。 案の定ロンだったが裏1枚で耐え。2着。

第2節3・4回戦

2回戦目が一番内容が濃かったので3回戦と4回戦目はまとめます。
3回戦目は接戦で迎えた南2局南家、5巡目に23499s234m34556pで平和聴牌。裏1とかでトップ目に立てるので即リーでも良い局面だったがダマ。その後9巡目に9sをツモって来て6p切り立直。2p2枚切れだったが関係なし。親から2pが出て裏も乗り8000点のあがり。コレが決定打でトップ奪取。

4回戦目は序盤から完の一人舞台。そこに佐々木が付いていく展開。南2局の親番で4000ALLとツモった完が大きなトップ目。その次局にこの形から4巡目の中を仕掛ける。

まーぐちゃぐちゃ。ここから7mを持ってくるも打点の兼ね合いでツモ切り。その後2pをチー。129m12s東白と2枚切れの字牌を重ねに行き無事東を重ねることに成功。その後上家から立直が入るもペン3mをツモりペン3s待ち。ド無筋の4mを勝負しドラの3sツモで満貫成就。微差ながら2着目に。
次局に完の先制立直に対して追っかけ立直をした赤塚が完から18000の直撃で一気に点棒状況が平たくなる。その後の1本場、佐々木から3900は4200を直撃しトップ目に。そしてオーラス…
南4局親番。トップ目から飯塚29300 赤塚27500 完26600 佐々木16600
ドラが5mで始まり4巡目に完から立直。その時の自分の手牌が57s677889p56778m ツモ9pと完全に手詰まり。テンパイノーテンで変わってしまう上に満貫をツモられても3着。ヒントは3巡目の2sのみ。と言う事で腹を括って57s落とし。3677889p256778mの形まで持ってくるがここで佐々木から立直。この時点で立直棒が出ていたため佐々木は満貫ツモでトップになる。その後3pをツモり現物の2mを切り9mが現物の69m待ち。その状況で10巡目に6sを掴む…
完の先制立直の局面と比較して変わった局面が複数あり

  1. 佐々木がテンパイ確定になったことにより完と佐々木の2人テンパイだとトップ終了になる。

  2. 完→佐々木への放銃が発生した場合に満貫までなら自身がトップ。

  3. 佐々木→完への放銃が発生した場合に元々2600点だと足らなかったのが2000点OKになった。

  4. 佐々木がツモの場合はほぼほぼ自身が3着。

  5. 自身が佐々木に放銃した場合6400以上の場合ラスまで落ちる。

ここまで321で来ていた状況で4だけは引きたくない。横移動で助かるパターンが出てきた。そしてピンズの789が通る。6sに関しては2人に完全に無筋。ここで迂回しました。流石に打ち切れなかった。その後6sが通ったので形式聴牌狙いに。 45m33678p チー678m チー678m と粘るも佐々木に満貫をツモられ3着。

第2節は3213の着順で+33.9ポイント終了でした。正直展開次第ではもっとプラス出来たかなと言う感じでしたが、麻雀なので仕方ないです。次は新人王戦です!気張って行くよ!


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