InnerSource Gathering Tokyo 2024 参加レポート #ISGT2024
以下InnerSource Gathering Tokyo 2024に参加してきましたので、そのレポートを書きます!
InnerSource Gathering Tokyo 2024とは
Welcome to the InnerSource Gathering Tokyo 2024に向けて、InnerSource Commons Founder のDanese氏と、現 President のDaniel氏からのメッセージ動画は以下です。
仕事の都合上、途中からの参加となったため、後半のセッションからメモを書いていきます。
ゼロからボトムアップで始めるインナーソース
ニフティのリアル事例
小松 初 - ニフティ株式会社 システム統括部 基幹システムグループ
インナーソースをお試し導入でしてみたお話。以下記事に詳細が記載されているので、内容に関しては割愛するが、
InnerSource Commonsのコミュニティはインナーソース導入においてめちゃくちゃ役に立ったとのこと!
InnerSource Commonsのコミュニティはこちら👇
また、インナーソース導入において、様々なプラクティスも整理されている!
Sony Group Open Source Activities and Group Collaboration
佐藤 和美 - Distinguished Engineer at ソニーグループ株式会社
ソニー製品は、20年前にすでにLinux OS基盤の上で製品開発をするようになっており、そこからの製品開発の変遷を紹介いただいた。
2003年に、パナソニックと共同して、CE Linux ForumというLinux開発を推進される組織も立ち上げられている。
https://www.static.linuxfound.org/sites/mainjp/files/what_to_learn_from_linux_agl_distribution.pdf
そして、ソニーさんでは、社内でもオープンに社内連携・コラボレーションを生み出すコミュニティ活動がトップダウンとボトムアップで活性化されている。
発表内の金言はこちら👇大事。
コラボラティブ・プロジェクト管理
福安 徳晃 - The Linux Foundation 日本代表
オープンソースプロジェクトの運営においては、「ガバナンス」「開発インフラ」「コミュニティ」「マーケティング」「データ」の5つの要素が大切。
データを用いて、個人のOSS活動の成果を称えるような仕組みも活用している
リフレッシュ! お楽しみ企画 / 休憩
InnerSource Gathering Tokyo 運営チーム
インナーソースマンが参上して、インナーソースの歌が熱唱いただきました。まじ最高でした
共創未来インナーソースマン feat. InnerSource Commonsコミュニティ
最後はめっちゃいい話だった
InnerSourceの歌を作ったら社内で俺の作ったレポジトリにPull Requestが飛んできた話
GREE 20周年! 20年続いたプロダクトの裏にあるInnerSource
林 記代一 (Kiyo) - グリー株式会社開発本部 Lead Engineer
GREE 20周年!とてもめでたい。おめでとうございます!!!
20年続いたプロダクトの裏にあるInnerSourceな文化や開発運用についてkiyoさんよりインフラストラクチャをご紹介。
技術コラボレーションをできるのがミソで、網の目にすることで、青のチーム所属しつつ、技術領域は横軸で発揮できるようにしている。
サイバーエージェントにおけるインナーソーシングの取り組み
小塚健太 - Developer Productivity室 室長
前田 拓 - ABEMA Live/CyberFight/FANBASE ARENA 技術責任者(各兼務)
「Dグレード」の取り組みについて、紹介。
Dグレードを組織としてサポートするプログラムを設けている。
続いて、FanTech(エンタメ)事業におけるTerraform Provider PipeCDの開発の話。PipeCDを持続可能な社内基盤として位置づけられるようにしていくために以下が大事であると考えているとのこと。
ソリューションにより減る不必要な仕事
浮いた時間の再投資で得られる売り上げ
ソリューションがプロダクトにもたらす付加価値
また、社内だけでなく、外部にPublicに公開!
内製ツールをあえてOSSとしてリリースする戦略とその効果
社内基盤もOSSと成長パターンは同じ
外で流行れば中で流行るし、中で流行ったものを外に出していくことは大事。
InnerSource OST (Open Space Technology)
様々なテーマでディスカッションされました。
懇親会
InnerSource について理解が深まるとともに、各社の事例を聞けて学びになりました。楽しかったです!
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