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【テアニン】について

こんにちは!だいすけです。


今日は【テアニン】についてです。

こんな方にオススメ

○ストレスをやわらげたい方
○冷え性の方
○不眠でお悩みの方
○集中力や記憶力を向上させたい方
○月経前症候群や更年期障害でお悩みの方

テアニンの特徴

○テアニンとはお茶のうま味・甘味に関与する成分で、玉露や抹茶等に多く含まれ、興奮を鎮めて緊張を和らげる働きと、心身をリラックスさせる効果を持っています。テアニンが脳内に入ることで、神経伝達物質のドーパミンやセロトニンの濃度を変化させるため、血圧降下作用や脳神経細胞保護作用に加え、記憶力や集中力を高める効果があります。

○テアニンとは、お茶に含まれるアミノ酸の一種で、爽やかなうま味と甘味を引き出す役割を担っている成分です。うま味成分として知られるグルタミン酸と似た化学構造をしており、数ある植物の中でもお茶やツバキ、サザンカなど一部の植物にのみに存在する物質です。

○テアニンは、お茶の木の根の部分でつくられ、やがて葉に移動します。その葉が日光を浴びることによってテアニンはお茶の渋み成分であるポリフェノールの一種のカテキンへと変化します。

テアニンの効果

○リラックス効果
○冷え性を改善する効果
○睡眠を促す効果
○集中力を高める効果
○月経前症候群、更年期障害の症状を改善する効果
○高血圧を予防する効果

テアニンを含む食べ物

○緑茶、煎茶、抹茶など、緑色のお茶に多く含まれています。

ワンポイント

○お茶を飲むと穏やかな気持ちになる理由
お茶のうま味成分であるテアニンは、お茶を美味しくするばかりではなく、心の興奮を鎮めて緊張を和らげ、心身をリラックスさせる働きを持っています。
お茶を飲んだ際にひと息ついたような安らぎを感じることがありますが、これはテアニンによる癒し効果であるといわれています。
テアニンを摂取すると約40~50分でリラックスの脳波であるα波が出現します。このほかにもテアニンを使用した様々な実験が行われており、脳の興奮を抑えて神経を沈静化させ、精神的なストレスを抑制する効果が確認されています。テアニンによる癒し効果は、科学的にも認められています。

○お茶に含まれるテアニンとカフェイン
お茶を1杯飲むと約10~30mgのカフェインを摂取することとなります。たくさんのカフェインを摂取すると、強い興奮作用を示すと考えられますが、実際にはそれほど強く興奮することはありません。これは、テアニンにカフェインによる興奮作用を抑制する鎮静作用があるためと考えられています。


まとめ

○リラックス効果​
日常生活で多くのストレスを受けることによって、精神的・身体的に緊張状態が続くと、体にも様々な障害が発生してきます。このような生活の中で、テアニンを摂取するとα波が出現します。α波の出現頻度を調べることで、テアニンのリラクセーション効果を検証した実験によると、50mgのテアニンを服用した約40~50分経過後にα波が増加していたという結果が出ています。

○冷え性を改善する効果
テアニンを摂取してα波が増えた結果、筋肉が弛緩して血管が拡張したことにより、血行が良くなることがわかっています。テアニンは末梢血管の血行障害である冷え性改善にも効果が期待できます。

○睡眠を促す効果
テアニンは、脳の興奮を抑えて神経を沈静化する効果があるため、快適な睡眠が得られるという効果があります。テアニンを就寝前に摂取することで、寝つきを良くして中途覚醒をなくし、睡眠から覚醒への移行を円滑に進行させてくれると考えられます。また、脳の抑制系神経を活性化して興奮系神経を鎮めることで、寝つきを良くして睡眠の質を高めてくれます。

○集中力を高める効果
試験やスポーツ競技などで必要以上に緊張し、実力を発揮できない場合があります。テアニンを摂取することによって、こうした緊張の中でもリラックスして集中力が増し、良い結果を出せる効果があることがわかっています。

○月経前症候群、更年期障害を改善する効果
テアニンは、女性の体の悩みを改善する働きがあります。女性の約8割が何らかの悩みを持っているといわれる月経前症候群の症状にも働きかけ緩和します。
月経前特有のイライラ、憂鬱、集中力の低下、疲れやすい、むくみといった症状を改善します。同様に更年期障害によるほてり、動悸、イライラ、不安感といった症状も軽減してくれます。

○高血圧を予防する効果
テアニンには高血圧を予防する効果が期待されています。ラットを使った研究では、テアニンには、過剰なグルタミン酸の働きを抑える作用があり、虚血による脳神経細胞の障害を軽減し、神経細胞を保護することがわかっています。このことから、テアニンを積極的に摂取することは、高血圧の予防と改善作用につながることが期待できます。その他、カフェインによる刺激作用を阻害する効果が報告されています。


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