見出し画像

【板橋区】「いたばしボランティア基金」の申請について考える。

先日「いたばしボランティア基金」に申し込んだ方にお話を聞く機会がありました。

「いたばしボランティア基金」とは、区民・団体・企業からの寄付金を積み立て、地域の課題解決や公益性が認められる活動に寄付するというものです。

実はその申し込んだ方は、あまりにも申請に手間がかかり時間を捻出することが出来ないとの理由で途中で辞退したというのです。

具体的にどのような手順かと言いますと・・

○事前説明会を受ける。(ボランティアセンターに来所するかオンライン)
○前年度の交付団体による報告会に参加する。
○申請書類やプレゼンテーションに関する学習会に参加する。
○申請書類の事前確認に参加する。
○書類提出
○書類審査通過者のみ二次審査のプレゼンテーションを行う。
○交付団体に選ばれた人のみ交付団体説明会に参加する。

申請するだけでこれだけの手間がかかります。
(当然、活動後も報告書の提出と報告会の参加があります。)

しかもです‼️‼️‼️

行政が行っているので、全て平日の9時から17時の間で、しかも行政側が指定した日時(2択とか)にわざわざボランティアセンターに行かなければなりません😰

多くの団体の責任者やスタッフは仕事をしながら活動している人たちです。

活動自体がなんとか時間のやりくりをして行っている人がほとんどです。

それが「平日のこの日時に来てください。」と一方的に言われて何度も通えるわけがないでしょう‼️‼️

民間ならおそらく稟議書で審査して(なんならzoom可で一度のみ面談で)、活動後に領収書添付の報告書を提出させるくらいで終わります。

しかも忘れてはいけない側面があります‼️‼️

この審査には公務員が複数人関わっています。その人たちの人件費は全て税金です‼️役職についている方も含まれるでしょうから決して安い金額ではありません。

審査にこんなに手間暇かけずに、もっと区民のニーズに応えるような事業に人員を割けば、行政の効率もアップするのではないでしょうか?

こんなことをしてても板橋区内の人間は誰も得をしないのではないでしょうか?

こういうところを一つ一つ変えていくだけで、行政というものは劇的に変わっていきます。何も考えずに惰性で行っていってはならないと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?