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【日本維新の会】維新の議員だからこそ求められるもの

こんにちは。日本維新の会・板橋区議会議員の大森大です。

先日、日本維新の会の東京支部である東京維新の会の緊急全体会議がありました。

都議補選の総括という名目でしたが、話はかなり多岐に渡り・・というか精神論とか維新の議員とはどういうものかみたいな深い話になっていました。

その中で一人の議員がある提案をされて、その時に使われていたスライドを見て、私が漠然と思っていたことが整理できました。

そのスライドが見出し画像にも使っている下記です。

政党と地方議員の関係性について述べているもので、地方議員は例えるなら、組織との関係性は会社の従業員と継続的に業務委託されている人の中間ではないかと書かれています。

しかしね。

私が思うにこれは政党ごとにかなりのバラツキがあるのではないかと思うのですよ。

名前は出しませんが某政党は、候補者選定から選挙戦、そして議会活動に至るまでしっかりと管理されています。だから不祥事を起こす議員がほとんど見られません。

そして、議会運営も組織的に行われているので各議会同士の情報交換も活発に行われています。だから議員のクオリティはある一定レベルを皆さん超えているのです。

これは上の表で言うのなら限りなく従業員に近いのではないかと思うのです。

それに対して日本維新の会は、候補者選定も支部ごとにバラバラですし、選挙戦も人によっては完全に放置される。SNSなどの発信も言いたいことを勝手に発言している。(人のことは言えませんが)

かなりの部分で放置されているので、上の表で言うならば限りなく個人事業主に近いのではないかと思います。

キッチリとした管理を行っていないので、議会ごとに活動の質に差がありますし、情報交換も組織的にはあまり行われない。そして何より不祥事が多いのです😅

そして、バラバラに活動しているメンバーをまとめようとするので執行部は強権的にならざるを得ず、時としてそれがパワハラチックに見えてしまうのでしょう。

しかしね。

長所は裏返せば短所と言いますし、組織的にやり過ぎると一人一人の個性というものは消えてしまいます。それに私みたいに協調性のない人間が公党の所属議員として活動できるのは、日本維新の会のような政党だからです。

逆に短所は裏を返せば長所ですから、一人一人が個性を発揮してそれが団結して集合体となれれば想像以上の力を発揮出来ると思うのですよね。

だから、私は今のある程度自由な状況というのは維持していってほしいと思います。

しかしその反面、自由度の高い維新の議員だからこそ求められるものってあると思うのです。

◯やはり、まずは自分を律して不祥事を起こさない。

当たり前だろう‼️と思う人がほとんどだと思いますが、これが出来ていないのでね。全国的に見ると定期的に酒気帯び運転で捕まりますが、あれは氷山の一角ではないかと思います。酒飲んで運転する人って日常的にやってるでしょうからね。その日たまたま捕まっただけだと思います。それにお金関係や異性関係(同性も)もだらしない人はだらしないですから、地方議員は国会議員と違って注目されてないので告発とかされない限り発覚してないだけという可能性もあります。自由度が高い以上は自分で自分を律するしかありません。

◯そして、積極的に同じ党の議員と情報交換していく。

実は正直いうと同じ東京維新の会のメンバーでも顔と名前が一致しない人は数人います。声すら聞いたことない人もいます。定例会などもオンラインと併用ですので、オンラインのみで全く出席してない人もいます。(※私もここ数ヶ月見事に地元の予定と被るのでオンラインのみになっています。)それどころかSNSなどで情報発信を全くしていないために、同じ党でありながらその議員が所属している議会でどういう動きがあるのかさっぱりわからないという人もいます。

これは組織的に動いている政党に比べて遥かに効率が悪いです。組織的に動いていない以上、一人一人が意識的に情報発信と情報交換を行っていかないと無所属と変わりない状況になるのではないでしょうか?

前回の統一地方選は明らかに維新の風で多くの人が当選させてもらいました。その恩に報いるためにも、日本維新の会の議員としてやっていくなら、自分を律しながら他の議員と連携をとるために積極的に活動していくしかありません。

それが出来ないと悪い部分だけが助長して、政権獲得はおろか野党第一党でさえ夢のまた夢に終わるかもしれません。

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