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⑤退院後

退院後1か月後くらいに造影剤CTを撮影した。その結果、当初あったリンパ節の影は減っており、概ね問題ないとのことで安心した。肺の影は相変わらずあり、要経過観察との説明。ただ、抗がん剤治療に伴う間質性肺炎は基本的に回復することはないとのことで、やむを得ないとのこと。前に比べて息切れとか、スタミナ不足を感じることがあるかもとのことで、そこは今後の課題。今後しばらく3か月、半年単位で定期的にCTとって様子を見ていくことが必要。 退院して1か月足らずで半ば強制的にゴルフラウンドに連れ

    • ④入院、抗がん剤治療

      2023年9月3日~11月11日 【入院、抗がん剤投与】 9月3日に入院し、9月4日から初投薬開始。当初はクール間隔なしで1クール21日、3クールの予定で入院。途中で予想外に第4クール追加となり、第3クールの途中で一時退院を経て、最後に退院をしたのが11月11日となった。 BEP療法は、1クール21日で3か4クール、1クール中、最初の5日間にエトポシド(BEPのE)とシスプラチン(BEPのP)とブレオ(BEPのB)を連続投与して(なお、ブレオは2日目だけ)、9日目と16日

      • ③抗がん剤治療の選択

        2023年7月7日~ 【診断~抗がん剤治療の選択】 退院から1週間ほどした7月7日、病院から病理検査の結果が出たという電話連絡があり、その日のうちに病院に行った。経過観察で問題ないだろうと謎に楽観視していたが、検査結果は、まさかのTis2に近い1でNはギリギリつかない(医師によってはつけてもおかしくないレベル)感じということだった。ただ、セミノーマというタイプであったことは不幸中の幸いだった(非セミノーマというタイプだと治療も色々と厄介になってくるとのことだった)。ステージ

        • ②再度の診察、手術へ

          2023年6月12日(月) 【再度の診察、手術の決定】 紹介状の病院に朝一で電話して診察に向かう。 担当医は30過ぎくらいの自分より10才位若そうな男性医師。 同じように触診とエコーで診察したが、残念ながらすぐに摘出が必要との判断だった。この段階で摘出については覚悟を決めた。 手術については、なるべく早めにしたほうがよいとのことで、2日後に入院、3日後に手術という早めのスケジュールを組んでくれた。不安だったのでこれはありがたかった。この時はあくまで手術で片玉を摘出するだけで

        ⑤退院後

          ①精巣がんになったので手術と治療の私的備忘録

          この記事は、当時の自分の心境や経緯を忘れないための備忘録目的がメインで、副次的に今後同じような状況になった誰かの何かしらの参考になればよいと思い作成するものです。あくまで独り言です。 属性:年齢(当時)40台前半、妻、子供3人(小学生低学年2人と1歳児)、時間の都合は比較的つけられやすい自営業。 2023年6月9日(金) 【はじめての診察、まさかの診断】 その日は、出先での仕事が思ったよりも長引いてしまったので、仕事場に戻るのを諦め、夕刻に帰宅することにした。帰宅の

          ①精巣がんになったので手術と治療の私的備忘録