見出し画像

春馬旅 ハンター邸☆瑠璃光院☆五代友厚像にあって来た

5月6月と気温のアップダウンの激しい季節。
一年でいちばんあらわれるような緑が美しい季節です。

梅雨が来る前に
夏が来る前に
春馬旅に行ってきました。

ハンター邸

画像1

決まりましたね。
「天外者」七夕上映。
天外者のエンドロールに王子動物園のクレジット天外者で王子動物園って?
調べてみるとなんとグラバー邸でした。
皆さんご存知ですよね。

神戸は、長崎と並び、外国人に向けた開港が早かったので、たくさんの異人館がありました。
時間の流れの中でたくさんあった神戸の異人館も維持が難しく年々減っているそうです。

天外者のロケは、関西で行われているところも多いのでグラバー邸は、神戸•王子動物園の中にある異人館ハンター邸で撮影されたそうです。
動物園の中に異人館があるなんてと思いながらも、5月の平日に行ってきました。

動物園の中を探索してウロウロしました。
平日なので小さい方たちの遠足もあって
動物園に入ってすぐに目についた大きなゾウさん。
ご存知でしたか?

画像8


ズゼちゃんという1990年4月5日生まれのゾウさんがいるのです。
そうです。春馬くんの生年月日。
春馬くんはロケの時、気がつくヒマなどなかったでしょうね。
ズゼちゃんに会ってきました。
「元気で過ごしてね」と声をかけて、目指すはハンター邸。緑の中にあの映画の外観で立っていました。

ここに春馬くんがあの姿で来て
歩いたのか、立ったのか、演技したのかと感慨深い。涙が出そうでした。
古い洋館なので一足ごとに床が鳴るようでした。

春馬くんの五代さまが、彷徨って
グラバーさんに会いに来たあのシーン。
開けたドアから入ってきて敷いてあった絨毯にあたまをつけて土下座したあのお部屋。
わたしも立って来ました。

画像7

お部屋の中にちゃんと天外者のポスターも貼ってあって、この部屋に間違いないと思いながらも、受付の方に確認すると撮影は階段と
この部屋で行われましたとのことでした。
階段で撮影したシーンは、未公開シーンなのかな。ここに春馬くんがいて、あの数々のシーンになったと考えると胸がいっぱいになります。

七夕の日、また大きなスクリーンで会えますね。
今度の上映で興行収入10億円超えが予想され、 10億円を超えると大ヒットと呼べるそうですね。

お蔵入りが噂されていた天外者。
春馬くん、キャスト スタッフ
監督 配給のギクリーボックスさん
そして映画会社さん。ファンのみんな。
五代プロジェクトの方たち。沢山の想いが詰まった春馬くんの最期の映画。
感謝でいっぱいです。

瑠璃光院

画像6

そして6月に入った晴天の今日。
瑠璃光院に行って来ました。

瑠璃光院は、京都の叡山の麓にある
名刹です。
平安時代から貴族や武士の保養地だったそうです。知られざる隠れた名刹でしたが春と秋だけ限定で今は一般公開されています。

実は春馬くんお休みの合間に訪れていたと聞いて
春の一般公開ギリギリの平日、行ってきました。

とにかく緑が美しい。
叡山電鉄を降りて小さな橋を渡ると川の清流の美しさにまず、目を見はりました。

緑のもみじの合間に溢れ落ちる光のきらめき。
空気も山の麓なのでマスクを降ろして
ゆっくり深呼吸しました。
遠くで鳥の鳴き声が聞こえて来ました。

画像5

山門の前にはロープがかけてあって
順番に人が並んでいて、この順番に春馬くんも きちんと並んでいたそうです。

山門をくぐると苔むした石階段をゆっくり上がり、そこかしこは、深い緑。そして書院のお庭がとにかく美しい。
京都に心惹かれるのは、こういう隠れた名刹がここかしこにあるからなのだとあらためて
京都の奥深さを感じました。

書院の二階には写経机が並び、部屋から眺めるお庭の風情が圧巻です。
春馬くんもここで写経をしたとか。
わたしも生まれて初めて写経をしましたが
心を込めて一字一字どんな想いで、したためたのでしょうか。

お庭には一面に拡がる青紅葉。

黒い大きなテーブルに映り込む
緑と青空のコントラスト。
秋にはこの青紅葉が燃えるような赤紅葉に変わるどれだけ美しいでしょうか。

画像6

一階のお庭のいちばん前に並ぶ廊下に
座布団が並べてあって
ここでお抹茶をお庭を眺めながらいただけるとか、春馬くんもお抹茶をいただいたとかで
わたしもいただいてきました。

画像8

和菓子とお抹茶。目の前には苔むした深い緑のお庭。青空がのぞいてお日様のひかりがこぼれ落ちて。目にも喉にも楽しめるってすごいな。
なんて思ってしまいましたが、
ここに観光客の中に普通に春馬くんがいたなんて想像できませんね。

確かに気づかれてはいたそうですが、お見かけした方たちはそっと遠巻きに眺めていたそうです。

どんな一日だったのでしょうね。

五代友厚像

そして春馬旅、最後は、
五代友厚様の銅像に会ってきました。

画像7

帰りの電車で京都から大阪まで移動して、大阪北浜にある大阪証券取引所、その前に立つ    五代友厚像。京阪電車の北浜で下車してすぐです。噂では五代様の銅像のことは知っていましたが、こんなにしっかり会いに行ったのは初めてです。

実はこの北浜、先日行ったJUJUさんのライブのあったフェスティバルホールまでも近くて、
少し歩けばフェスティバルホールが遠目で見えました。

まさに大阪の街の、ど真ん中。

商都、大阪の中心地にある大きなビル証券取引所の真前にすっくと立っている五代様の銅像。

大阪の街を作ったひと。
天外者です。

実はこの銅像にも、春馬くんの逸話があるそうで、春馬くんが天外者の準備中、太陽の子の撮影前に天外者の関係者と
この五代友厚像を見に来ていたらしいのです。

北浜の夕方の街にクルマでやって来て
眺めていたのを見かけた方がいらっしゃったとか。春馬くんは坊主あたまでキャップを被り
Tシャツ、ジーンズ姿だったらしいのですが、

数人で銅像を見上げている姿が目についたようで記憶に残ってらした方がいらしたようです。
振り返って考えると大阪にいてもおかしくなかった頃で、おそらく春馬くんだろうということです。

この五代様を見上げていた春馬くんは
どんな想いで、五代友厚像を見て天外者の撮影に臨んだのでしょうね。

最後に

駆け足でご紹介しましたが
直接は、とうとう会えなかった春馬くん。
想いは後悔ばかりですが
確かにここに存在してあんなに強烈なひかりを残してくれたのだと思います。

二年近く経ったというのが信じられませんが
ひとつ変わらない想いがあります。
ただただ 大好きだということ。
今 春馬くんが安穏と過ごしていますように。
写経をしながら願ってしまいました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?