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春馬旅②ミュージカル「雨に唄えば」を観てきたよ

春馬くん旅、午後からはミュージカル。
雨に唄えば•SINGIN’IN THE RAIN
追加公演をキンキーブーツもあったオリックス劇場に観に行きました。

最初に情報を聞いたときにはとても観にはいけないと思っていました。チケットを取るつもりもなかったのですが、大阪追加公演の始まる直前、
ふとチケット検索をしたら、S席、SS席は、
まだ残りわずかですが残っていました。

SS席はステージの床に、見えないシートを敷き詰めた12トンもの土砂降りの雨が降り、そのタップダンスの水しぶきで客席に水がかかっても大丈夫なようにレインコートを着て着席して観るということでした。

大阪は今、オミクロンが蔓延していて、もし感染したらなどとアタマをよぎります。  
でも気がついたらチケットを衝動買いのように買ってしまっていました。

春馬くんに雨に唄えば日本版ミュージカルのオファーがあって、彼がいたらどんなステージだったのだろう。それを海外チームで見てみたいというそれだけの気持ちでした。

ドンをやる主演のアダム•クーパーは、映画の「リトルダンサー」で大人になったビリー。
熊川哲也さんといたロイヤルバレエスクールのバレエダンサーだったということは知っていました。

客席も前から4列目で残念ながら端側だったので
水がかかるような席ではなかったのですが、
役者さんの表情。ダンス。大量の水飛沫。
奥にオーケストラチームもしっかりと見えました。

はるか昔テレビで見たジーン•ケリーの     「雨に唄えば」はタップダンスの印象が強かったのですが、ストーリーもそのままのようでした。

ミュージカルってあらためて高い水準で、歌えること。踊れること。演じること。    
それもこの3つが綺麗に揃わないとできないジャンルなんだなとあらためて思いました。
舞台が好きだった春馬くんがミュージカルを目指したこと、とてもわかる気がしました。

役者の最高峰と言われるはずですよね。    そしてやはり歌もダンスも演技も最高でしたし、なにより楽しい。みんなが笑顔になれるミュージカルでした。

ステージに所狭しと並ぶ群舞は圧巻で、みんながとても上手い。男性が女性をリフトしながら踊る。今、オリンピックのペア競技でよく見られるペアダンスもたくさんあって、男性ダンサーの逞しさ、女性ダンサーのしなやかさなど圧巻なダンスでした。

雷が劇場に轟き、天井から降ってくる大量の雨。床にこれでもかと降り積もる水。その上で傘を持ってのタップダンス。全身びしょ濡れになりながらの演技です。足で水を跳ね上げながら、客席にどんどん雨水を飛ばしていきます。

雨水が大きく放物線を描きながら客席に降り注いでいく様子が綺麗に見えました。
降り注いでいく雨水まで計算して踊りながら客席に水を飛ばしていっているんだな。
すごいなと思いました。           
素晴らしい演技と歌とダンスでした。

大量に降り注ぐなか全身ずぶ濡れになりながら踊っている様子にふとナイトダイバーの春馬くんのダンスを思い出したり、このミュージカルの求められる要素やレベルに、もし春馬くんがこれをするのだったらどれだけの努力を求められたのだろうと、ふとため息が出ました。

全幕ほとんどダンスなのです。        でもそう思いながら、きっと春馬くんは全力で立ち向かったんだろうな。
春馬くんのドンが観たかったと思うと素晴らしいミュージカルを観ながら涙がこぼれていきました。明るい、楽しい。ハッピーになれる素敵なミュージカルでした。日本版でいつか観れる時が来るのでしょうか。

春馬くんでなければステージ化は難しいと、
日本版を断念したという言葉が蘇りました。  ステージを観てあらためてそう思います。
以前の公演でこのステージを観た春馬くんは、
どう感じたのでしょうか。

日帰り春馬くん旅は、濃く春馬くんの印象を残して終わりました。  
どうしてこんなに春馬くんを感じるんだろう、
そうあらためて思ってしまいました。

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ろーず
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