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セーラームーンとプリキュアが重なる2023年

ついに公開日が来ましたね、セーラームーンCosmos。
公式から振り返り動画が出ていましたので全部観ていました。

21世紀のアニメとして再臨した一期・二期

まず最初に旧アニメ版の「R」までが26話で再アニメ化されたのがもう9年前の2014年になる訳ですが、最初は配信でしたね。YouTubeで1話を観た記憶があります。
正直最初は、作画の不安定さやキャストの刷新、原作に忠実とはいえユーモアの少ない雰囲気など、評判はそれほど良くなかった気がします。私も序盤こそ追っていましたが次第に観なくなって、三期をやっていたことを知らなかったほどです。

見やすくなった第三期

二期から一年後、旧アニメの「Super」にあたる三期が放送される訳ですがこちらではキャラクターデザインがプリキュアでお馴染みの高橋晃氏に変わり、絵柄が随分と変わりました。私も二年前の映画公開前に履修したのですが、「キャラが大分可愛くなった」と思ったのを覚えています。この三期は旧アニメでもセーラームーンがサターン…もとい土萌ほたるちゃんを救うためにスーパーセーラームーンへ覚醒するシーンを屈指の名場面として覚えているので、好きなところですね。旧アニメSuperの放送当時、ここから観なくなっていたので成人してからの履修になり、より物語が新鮮に入ってきたのも大きかったかもしれません。

初めて映画館で観た、セーラー戦士たち

そして、一昨年公開された劇場版2作、「SuperS」にあたる第四期ですね。これは以前の記事でも書いた気がしますが社会状況が本当に最悪な時の公開になってしまい(映画館が緊急事態宣言による時短営業の真っ只中)、盛り上がりに欠けてしまった気の毒な作品です。
改めて見返したのですが、旧アニメではなかった要素を拾ってより原作に忠実にしていたり、前編、後編ながらそれぞれが一本の映画として見せ場を持っていたり、作品の魅力をしっかり見せている映画だったと思います。この分が、今回の新作映画で報われることを願いたいですね。

プリキュアとの親和性

そして、セーラームーンが完結する今年、プリキュアは20周年のメモリアルイヤーを迎えています。

「女児向けアニメ」というジャンルにおいてセーラームーンの流れを汲む作品であるプリキュアはフォーマットを確立し、スーパー戦隊や仮面ライダーと並ぶコンテンツに成長しています。私はプリキュアは全体の半分ほどの作品しか観ていませんが(充分でしょうか)、「ああ、これが今の時代のセーラームーンなんだな」と思って現行の「ひろプリ」も楽しんで観ています。

双方に共通しているのは、「女の子が変身して悪者をやっつける、その中に女子としてのドラマがある」という事ですね。セーラームーンは恋、プリキュアは将来の自分、がテーマなんだと思っています。それぞれ、色は違っても格好良くて眩しい女の子達です。

今年、セーラームーンが完結しプリキュアも節目を迎える。
これまでも、これからも夢を与え続けて来た女の子たち。
おそらく、共にコンテンツとしては今後も発展していくと思いますしファンも増え続けるのだと思います。
その一端として、今回の映画も見届けようと思っています。

仕事の都合でかなり遅い時間になりますけどね(汗)。

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