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無理だと思っていたレバーレスコントローラーに、再び触れてみて

本日、時間が出来たので先日お流れになった秋葉原行きを敢行、パソコン周りのグッズを物色しに行きました。
大体秋葉原に行くと、これまでは「円盤巡り」の趣きがあった私でして、トレーダーやまんだらけコンプレックスの6階に行くのが主目的になっていました。

ですが!今回は新しいPCを手に入れた直後、普段は行かないパソコン専門店に行く意義を手に入れた秋葉原巡り・新バージョンであります。
最初は店頭で買う事も考えていたくらいの古い人間ですし(重量的に通販以外ありえないな、と今は思います)、一度実店舗行ってみよう~とシャレこんだ次第です。

新空間、ゲーミングPCコーナー

これまで秋葉原に来ても素通りしていたパソコン専門店にいくつか入り、ゲーミングPC絡みのアレコレを見て廻る…楽しい時間でした。eスポーツラウンジなる店にも入ってみて、試遊機にスト6があったのですが…コントローラーが今のトレンド、レバーレスコントローラーでした。

ちょうど一年前に書きましたこの記事にもありますように、私は根っからのレバー派なので「あぁ~レバーレスか~」と思いつつ、ちょっとだけ触ってみました。画面がトレーニングモードで自キャラキャミィの状態になっていましたので…とりあえずスパイラルアローを出そうか、と、236を入力。中指で下、人差し指で右を流れるように押すと…出ました。さらに623でキャノンスパイクも出せました。

「あ、意外とレバーレス、イケるじゃん」

と、思いました。実は以前、新宿のあるゲーセンで一台だけレバーレス仕様になっているスト5の筐体があり、試しにやってみたのが私のレバーレス初体験だったのですが…その時は全く思ったように動かせず、ダメだこりゃって思いその後二度とやらなかったんですね。その時はレバーレスについて、「今は目新しさで流行ってるが、すぐに廃れるんじゃないの」と思ったほどでした。

今日、触ってみたのはコレでした

別の記事で書いたように、今は格闘ゲームがまずはアーケードゲームから、という時代ではなくなっているので家庭用ならではのデバイスの多様性が生まれています。私のような最古参格ゲーマーにとっては難しいものですが、新しく始める人にとってはレバーレスコントローラーこそが最適な選択肢な場合もあるのかな…、と今日は感じました。

それは、今更ながらこのレバーレスがかつての二択だった

「パッドか、レバー」

の、両方の特徴を併せ持っているからなんですね。
パッドの利点は方向キーを押すために入力のブレが出にくいこと、レバー…もといアケコンの利点はボタンが並んでいるので全てのボタンを咄嗟に押しやすいこと、です(あくまで私の持論ですが)。
特にパッドで格ゲーをやる場合、主要なボタンを全て親指で押さなければいけないので操作によっては不可能に近いものもありました。
古い話で恐縮ですが、セガサターンでバーチャファイターをやる時は床にコントローラーを置いて、並んだ3ボタンの同時押しや真ん中を抜いた2ボタンの同時押しをやっていたものです。

今日、改めてスト6でレバーレスに触れてみる事で操作感が少しだけ指に馴染み、なるほど、と思えた「発見」があったんですね。
そして何より…

明らかに拡大している、レバーレス市場

そのレバーレスコントローラーの種類が増えているのにも驚きでした。
少し前は、正規のレバーレスといえばヒットボックス一種類しかなかったはずですから。

これは有名ですね。これを見るとカワノ選手を思い出すのは私だけではないと思います

今日、ゲーミングPCを扱っている店を何軒か回って、それぞれのデバイスコーナーで何種類かのレバーレスコントローラーを見かけました。上のヒットボックスは3万円もして敷居の高い商品でしたが、今はちょっと安めのものもあり多少手に入れるハードルが下がったようですね。
しかし、逆にパッドの方に驚くほど高価なものが出ていて、これもまた驚きでした…。

レイザー製のもので4万円のパッドがあります。
それはゲームハードの値段じゃないか…と思わざるを得ません。

思えばPCゲームも一般化してきて、デバイスの選択肢も相当増えたということなんでしょうね。
私はレバーアケコンさえあれば事足りると思っていますが、今後格闘ゲーム以外もやることになった時、それなりのモノを検討することになるのかな…とやや戦々恐々な気持ちでしたね。

中にはこんなレバーレスもあるようです
SF作品に出てくる海底基地かと思いました


こういったものを見て廻るだけでも楽しかったので、また別の街でもパソコン周辺機器ツアー、やってみたいと思います(笑)。

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