見出し画像

ウルトラマンブレーザー情報解禁・今年も楽しみ!なお話

本日(4月21日)朝、新しいウルトラマンがお披露目になりましたね。
その名も「ウルトラマンブレーザー」です。

第一報としては、先々月デッカー劇場版のラストにあった訳ですがようやくその姿を見ることが出来ましたね。

第一印象として感じる「あの名作」の匂い

この特報と、現在田口監督と主演蕨野さんのインタビューを観ましたがギンガから続くニュージェネの流れの中でもハード、シリアスな雰囲気があります。これはウルトラで言うとネクサスに通ずるものを感じます。
これは安直に「暗い=ネクサス」とカテゴライズしているのではなく、敵怪獣が親しみを感じるキャラクターか否か、という部分を見ています。スペースビーストと言われる敵がただ恐ろしい人類の脅威として描かれていたネクサスと同系統の色だな、というのが特報から受けた印象です。
田口監督がメインを務めるのはZ以来?ですか。期待できる要素です。各話完結ながら人物の関係性が連続的に進展していくドラマが楽しみですね。主演の蕨野さんは仮面ライダードライブのハート役で有名ですが、彼もまた紆余曲折を経て敵対者から友人に至る骨太ドラマのキャラクターでした。今作で初の隊長主人公、かつ変身者という前例のない設定がどう活きてくるのか…この感覚も、主人公と変身者が別?と言われたネクサスに近いものを覚えます。

ベテランの安心感

こちらも拝見しましたが、田口監督は言うに及ばず蕨野さんもキャリアあるベテラン。非常に落ち着いた雰囲気の会話で安心感がありましたね。設定面で力が入っていることや背景の掘り下げについて語られてますが、一言「いつもの」感が無く面白そう、と思いました。ヒルマゲントの人間性や、隊員達との絡みだけでも色々な想像が出来ます。田口さんがメインを務めたのはエックス、オーブ、Zと個人的にも「当たり」の作品ばかりなので、純粋に楽しみですね。
細かいところを言うと、防衛組織の設立が1966年という設定にニヤついてしまいました。

ブレーザーのデザインにも、感じる色


ブレーザーのボディラインが、装飾物のないスーツで人間的な印象を強めているところにどことなくノアのような神秘性を感じたりもします、頭部はややサーガっぽい形状にも思えますね。有機的なルックスが逆に人間とは遠い存在のように感じさせるウルトラマンの妙が表れている…個人としては、そんな印象です。もちろんフォームチェンジや新しいアイテムも登場するとは思いますが、このイメージを崩さないで欲しいな、という気はしています。果たして。

安定期であればこその挑戦

既存のフォーマットを崩しつつ期待を持たせられる新作を生み出せるのは、ウルトラが安定期に入った証左だな~と思いつつ、「ニュージェネガイアを期待してたのに…」という意見も散見される中にエンタメが通る道の選択が難しい事を思い知ります。しかしある意味前2作と方向性を変えてくる、というのはガイアと同じ路線とも言えますし、これが円谷なりの「令和ガイア」なのかもしれません。
特にティガ・ダイナ・ガイア三部作は評価が高く神格化の域に達していますから、トリガーの時点でここまでの世論は既定路線だったとも言えます。何はともあれ、単純に

「新しいウルトラマンカッコいい!楽しみ!」

と思えるのは幸せなので、純粋な気持ちで7月を待っていたいですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?